新型「メルセデス・ベンツSLK」日本でもデビュー

2011.05.18 自動車ニュース
新型「メルセデス・ベンツSLK」(写真は欧州仕様車)
新型「メルセデス・ベンツSLK」日本でもデビュー

新型「メルセデス・ベンツSLK」日本でもデビュー

2011年5月18日、メルセデス・ベンツ日本は新型「SLK」の導入を発表し、予約注文の受付を開始した。

■新たな“最強モデル”の顔で

既報のとおり、約7年ぶりに世代交代を果たし、3代目となった新型「メルセデス・ベンツSLK」。ドイツ本国では今年1月に受注を開始したが、日本市場にも約4カ月遅れでお目見えした。

2004年に登場した先代モデルは、1996年デビューの初代と基本的に同じプラットフォームを使っていたが、3代目となる新型ではプラットフォームを一新。文字どおりのフルモデルチェンジとなった。
とはいえ、ロングノーズにショートデッキ、小さめのキャビンといったプロポーション、そして全体的なイメージは不変で、全長×全幅×全高=4134×1810×1301mm、ホイールベース2430mmというボディサイズ(欧州仕様)も実質的には先代モデルと変わらない。ただし顔つきは先代の「SLRマクラーレン」風から、「SLS AMG」風へと変わった。その時代の最強モデルのイメージを借りるのは、SLKの祖先にあたる「190SL」が当時の「300SL」に倣ったことに始まる、メルセデスのコンパクト2シーターの伝統なのである。

初代はボタン操作でオープンからクーペに変身する折り畳み収納式メタルトップの「バリオルーフ」、2代目は低温時のオープン走行の際に乗員の首や肩の周辺に温風を吹きつける「エアスカーフ」と、「SLK」はオープンドライブを快適にする装備でも注目を集め、人気を博してきた。
この3代目では、調光サングラスのようにガラス製トップの濃淡をボタン操作で変えられる、世界初となる「マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ」をオプション設定したのが最大の話題である。

日本仕様に用意されるエンジンは2種類。「SLK200ブルーエフィシェンシー スポーツ」と「SLK200ブルーエフィシェンシー」には184ps/5250rpmを発生する直噴1.8リッター直4ターボが、そして「SLK350ブルーエフィシェンシー」には306ps/6500rpmを発生する新開発の直噴3.5リッターV6が搭載される。トランスミッションは、いずれも「7Gトロニックプラス」と呼ばれる7段ATである。

バリエーションは前述した3種類で、ベーシックな直4ターボの「SLK200ブルーエフィシェンシー スポーツ」の価格は525万円。それに本革シートやエアスカーフなどをプラスした「SLK200ブルーエフィシェンシー」が580万円。V6を積む最上級グレードの「SLK350ブルーエフィシェンシー」が770万円。
「AMGスポーツパッケージ」をはじめオプションは豊富に用意されるが、気になる「マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ」は、上位グレード2車に25万円のエクストラで装着可能だ。

なお、この新型「SLK」の発表会は、日本の自動車業界では初の試みとなるweb上で行われた。その様子は、以下URLにて。
http://special.mercedes-benz.co.jp/SLK-Class/

(文=沼田 亨)

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