「ドコモ ドライブネット」スマートフォンに対応

2011.04.21 自動車ニュース

NTTドコモとパイオニアから「本格的スマートフォン・カーナビ」誕生

NTTドコモとパイオニア、本格的スマートフォン・カーナビサービス提供開始

NTTドコモ(以下ドコモ)の提供するドライバー向け情報サービス「ドコモ ドライブネットアプリ」と、パイオニアが用意する同アプリ専用のナビクレイドル。両者を組み合わせたサービスが2011年4月21日より開始された。専用クレイドル「カロッツェリア スマートフォンリンク ナビクレイドル(SPX-SC01)」の価格は1万5750円。

次の交差点で自分がどのレーンを走ればいいかがわかるレーン案内。画面は縦でも横でも選ぶことができる。
次の交差点で自分がどのレーンを走ればいいかがわかるレーン案内。画面は縦でも横でも選ぶことができる。
都市高速での分岐案内も、通常のカーナビと同じように表示する。
都市高速での分岐案内も、通常のカーナビと同じように表示する。
通信でリアルタイム情報を取得。これは駐車場満空情報。
通信でリアルタイム情報を取得。これは駐車場満空情報。

■ドコモのスマートフォン用ナビアプリ

「ドコモ ドライブネット」とはドコモが提供するカーナビゲーション向けプラットフォームサービス。これまでは一部機能を携帯電話やPC用に提供、カーナビ用としては「サンヨー・ゴリラ」など一部のPNDに特化してサービスを展開してきたが、今回その対象をスマートフォンにも広げるとともに、サービス内容を大幅強化した。
今回新たに提供を開始したのはスマートフォン向けのナビアプリ。対象はドコモが提供するアンドロイド・スマートフォンのみで「ドコモマーケット」より無料ダウンロードできる。

「ドコモ ドライブネットアプリ」のサービス内容は2つに大別できる。
1つめは無料のサービスで、ナビというよりは地図機能となる。すなわち、全国1340都市の市街地図を含む最新地図情報の表示、さまざまな方法で探したい場所を検索できる検索機能、GPSを活用した自車位置表示機能などであり、ルート案内などは含まれない。
2つめが便利さをより高める付加機能で、こちらは月額315円の有料サービス。駐車場満空情報やガソリンスタンドの価格情報などドライブをサポートするリアルタイムな情報、ルートの探索条件をよりきめ細かく指定できる機能、交差点/走行レーン/高速道路の分岐ガイドなどをイラストで拡大表示する機能、ルートを外れた時でも引き直すリルート機能などが利用できる、通常のカーナビに近い機能が得られるというわけだ。なお、2011年6月30日までの間は無料でこれらのサービスを受けることができる。

テレビで紹介された話題のスポットも検索可能。
テレビで紹介された話題のスポットも検索可能。
自車位置周辺のガソリンスタンドの価格情報も取得できる。
自車位置周辺のガソリンスタンドの価格情報も取得できる。
スマートループ渋滞情報の取得により、空いた道のガイドも行われる。
スマートループ渋滞情報の取得により、空いた道のガイドも行われる。

■スマートフォンナビの新境地を開拓する専用クレイドル

上記の内容を見ると既にいくつかあるiPhone用ナビアプリと別段変わるところはない。しかしドコモ ドライブネットの強みはここから先にある。今回ドコモとタッグを組んだパイオニアはドコモ・スマートフォン専用の車両取り付け台「ナビクレイドル」を用意。これとドライブネットアプリをインストールしたスマートフォンを組み合わせることで、“高性能カーナビ”に変身させようというのだ。

パイオニアはカーナビでも位置精度にこだわるメーカーだが、スマートフォンナビでも位置精度を追求、ナビクレイドルの中に高性能GPSレシーバーと3Dハイブリッドセンサーを内蔵した。これにより、他のスマートフォンナビが本体内蔵のGPSだけに頼るのに対してより精度の高いGPS情報と車両の加速度を検知、通常の道路での測位はもちろん、GPS信号の取れないトンネルや高架下道路でも満足のいく測位性能が得られるという。
さらにパイオニアならではのきめ細かい渋滞情報サービス「スマートループ」にも対応。通常の渋滞情報の約5倍の情報量とリアルタイム情報を駆使して、より精度の高い渋滞回避ルートを引くことができる。

果たしてうたい文句どおりに通常のカーナビに匹敵する機能を発揮することができるだろうか?

(文=尾澤英彦)

ナビクレイドル本体。この中にGPSレシーバー、3Dハイブリッドセンサーが内蔵されている。ドコモのスマートフォン専用設計だから、ガタツキもなくきちんと固定される。
NTTドコモとパイオニアから「本格的スマートフォン・カーナビ」誕生

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