【スペック】全長×全幅×全高=4730×1850×1440mm/ホイールベース=2705mm/車重=1540kg/駆動方式=FF/2.4リッター直4DOHC16バルブ(206ps/7000rpm、23.7kgm/4300rpm)/価格=390万2500円(テスト車=393万9250円/ボディカラー<プレミアムホワイトパール>=3万6750円)

ホンダ・アコード タイプS(FF/5AT)【試乗記】

“外向き”のクルマ 2011.04.21 試乗記 ホンダ・アコード タイプS(FF/5AT)
……393万9250円



縮小する日本のセダン市場において、「ホンダ・アコード」はどんな意味を持つのか? マイナーチェンジを機に加わった「タイプS」に試乗しながら考えた。

駅弁食っててトヨタに勝てるか!

2011年2月下旬に「ホンダ・アコード」がマイナーチェンジを受け、「タイプS」というグレードが新たに設定された。このクルマを紹介する前に、ちょっと回り道させてください。
3月30日付けでホンダから送られてきたプレスリリースを読みながら、遠くを見る目になってしまった。以下、リリースの一部を抜粋。

-----
Hondaの米国における航空機事業の子会社である「ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company, Inc. 以下、HACI)」は、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット(HondaJet)」の米国連邦航空局(以下、FAA)の型式認定取得に向けた飛行試験で、目標性能値である最高速度420ノット(時速約778km)を上回る425ノット(時速約787km)を量産型初号機で記録しました。
-----

遠い目になったそのワケは、本田宗一郎さんが社長だった時代に“お抱えヘリコプター操縦士”を務めた方にうかがった話を思い出したからだ。デジタルはまことに便利で、5年前のインタビューを文字化したファイルが5秒で見つかる。

お話の中で特に面白かったのは、経済誌の記者に「なぜヘリコプターを導入するのか?」と問われた時の本田さんの返答だ。「ウチの会社には、役員がのんびり駅弁を食いながら出張する余裕はないんですよ」。記者が帰った後で、「新幹線で駅弁食っててトヨタに勝てるか!」とタンカを切ったという。だから天国の本田さんは、ホンダジェットのニュースに目を細めているのではないか。「F1の2倍も速いゾ!」てな具合に、アイルトン・セナに自慢しているかもしれない。

といった回り道にお付き合いいただき、ありがとうございます。で、本題の「ホンダ・アコード タイプS」に戻ります。


ホンダ・アコード タイプS(FF/5AT)【試乗記】の画像

ホンダ・アコード タイプS(FF/5AT)【試乗記】の画像
マイチェンによるリアビューの大きな変更はない。マイチェン前の「アコード24TL スポーツスタイル」にも用意されていた235/45R18という大径タイヤが、迫力を醸す。
マイチェンによるリアビューの大きな変更はない。マイチェン前の「アコード24TL スポーツスタイル」にも用意されていた235/45R18という大径タイヤが、迫力を醸す。

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

アコードの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • ホンダ・アコード ハイブリッドEX(FF)【試乗記】 2016.6.13 試乗記 誕生から40年を迎えた今年、「ホンダ・アコード」が大幅なマイナーチェンジを受けた。よりパワフルかつトルクフルに進化したパワーユニットの出来栄えはいかに? 変更されたエクステリア、インテリアの印象と併せて報告する。
  • BMW X1 xDrive18d Mスポーツ(4WD/8AT)【試乗記】 2016.12.5 試乗記 「BMW X1」に、ディーゼルエンジンを搭載した4WDモデル「xDrive18d」が追加された。BMW SUVラインナップのエントリーレベルを担うコンパクトモデルの実力を、ガソリンエンジン搭載車に対するアドバンテージとともにリポートする。
  • ホンダNSX(4WD/9AT)【試乗記】 2016.12.1 試乗記 初代の生産終了から10年あまりの時を経て、ようやく現実のものとなった新型「NSX」。ホンダ渾身(こんしん)のハイブリッド・スーパースポーツの走りと、それを支える技術的ハイライトについて詳しく報告する。
  • 第4回:究極のATSセダンの実力は?(最終回)
    キャデラックATS-Vに試乗する
    2016.11.24 特集 2カ月にわたってお届けしてきた「キャデラックATSセダン」の長期試乗記もいよいよ最終回。今回は470psを誇る3.6リッターV6ツインターボエンジン搭載のスーパーセダン「ATS-V」の走りをリポートする。
  • トヨタ、「マークX」をマイナーチェンジ 2016.11.22 自動車ニュース トヨタ自動車は2016年11月22日、FRセダン「マークX」にマイナーチェンジを実施し、販売を開始した。“洗練された格好良さと遊び心を両立した大人のスポーティセダン”をテーマとして、フロントを中心にデザインが一新されている。
ホームへ戻る