「インチアップは燃費向上につながる?」

2011.04.09 クルマ生活Q&A タイヤ・ホイール

「インチアップは燃費向上につながる?」

現在、13インチのホイール/タイヤを履いています。これを14インチにしてタイヤの直径が大きくなれば、燃費はよくなりますか?
またタイヤを購入する際の参考にしたいのですが、量販店などでバーゲン価格で販売されているタイヤは、減りが早く、性能が劣ると聞きました。本当なのでしょうか?

お答えします。たしかにタイヤの外径が大きくなれば、燃費は向上します。とはいうものの、ホイール/タイヤのインチアップというのは、一般的にタイヤの外径を変えずに行うものです。つまりホイールを大径化するならば、タイヤの扁平率を低くしなければなりません。タイヤの扁平率を変えずに外径を大きくしてしまうと、スピードメーターやオドメーターに狂いが生じたり、ステアリングを切った際にタイヤがフェンダーに接触したりといったトラブルが起きる可能性があります。ですので、タイヤの外径は変えるべきではありません。かといってタイヤの外径を変えずに扁平率を下げてインチアップすると、一般的にホイールが大きく重くなり、タイヤが太くなった場合は接地面積も増えるため、燃費は逆に悪化します。
少しでも燃費を向上させたいのならば、インチアップはせず、転がり抵抗の少ない、いわゆるエコタイヤを選んだほうがいいでしょう。

もうひとつの質問。「バーゲン価格」という言葉の意味するところがはっきりしないのですが、よく知られたブランドの製品で、定価(あるいは標準的な小売価格)に対する割引率が高いのならば、製造されてから時間がたっている製品の可能性があります。タイヤは使用しなくても時間の経過とともに劣化していくので、ちょうど賞味期限の迫った食品が安売りされるように、割引率が高くなることがあるのです。とはいえ国内の量販店で扱っているものならば、品質に対する不安はないと思います。
次に考えられるケースとしては、主として外国製の、あまり知られていないブランドの、俗に言う「激安タイヤ」である場合。私自身はそうしたタイヤを使ったことはないので、品質について断定的なことは言えませんが、使ってみたいとは思いません。言ってみればタイヤは命を預けるものですから、私自身は信頼できるブランドの製品しか使う気になれないのです。