【スペック】全長×全幅×全高=4800×1945×1740mm/ホイールベース=2905mm/車重=2200kg/駆動方式=4WD/3.6リッターV6DOHC24バルブ(280ps/6200rpm、36.7kgm/2900-4000rpm)/価格=623万円(テスト車=694万4000円/レザーシートパッケージ=39万9000円/CDCエアサスペンション=31万5000円)

フォルクスワーゲン・トゥアレグV6(4WD/8AT)【試乗記】

突っ込みどころなし 2011.03.28 試乗記 フォルクスワーゲン・トゥアレグV6(4WD/8AT)
……694万4000円

グッと高級感がアップした新型「トゥアレグ」。大幅に軽量化されたV6モデルでその走りと乗り心地を試した。

燃費向上の功労者

新型「トゥアレグV6」のエンジンは、先代の後期型エンジンの改良版である。つまり、バンク角10.6度という狭角V6エンジン(正確には“変形直列6気筒”だが)だ。ちなみに、「ハイブリッド」もV6エンジンだが、こっちのバンク角はアウディ系の90度。つまり、トゥアレグに搭載される2種類の“V6”に関連性はない。

フルモデルチェンジなのでボディ構造などはもちろん新しいトゥアレグだが、動力システムも完全新開発の「ハイブリッド」とは異なり、「V6」の場合は、エンジンも含めた各要素技術のほとんどが先代からの改良版といっていい。とりあえずスペックシート上において、新旧トゥアレグV6で明らかにちがうのはATが8段になったことくらいだ。

トゥアレグV6は、先代に対して大きく燃費を向上させているが、その最大の功労者はおそらくトランスミッションだろう。このアイシン・エイ・ダブリュ製の8段ATは、ほほ笑ましいほどけなげに繊細で、100km/h以下で普通に走るかぎり、1000〜2000rpmという狭い回転域をまず外さないのだ。

ここで結論めいたことを書かせてもらうと、少なくとも今回のようなオンロードでの乗り味は、このV6のほうがハイブリッドより好印象である。その大きな理由は2つ。ひとつが重量の軽さ、そしてもうひとつが、タイヤサイズとサスペンションのちがいである。

先代より高級感がアップしたインテリア。ウッドデコラティブパネルは、オプションのレザーシートパッケージに含まれる。
試乗車には装備されていなかったが、日本仕様では、スタートボタンによってエンジン始動・停止ができるスマートエントリー&スタートシステム「Keyless Access」が全車に標準装備となる。
先代より高級感がアップしたインテリア。ウッドデコラティブパネルは、オプションのレザーシートパッケージに含まれる。試乗車には装備されていなかったが、日本仕様では、スタートボタンによってエンジン始動・停止ができるスマートエントリー&スタートシステム「Keyless Access」が全車に標準装備となる。
3.6リッターガソリン直噴V6エンジンを搭載。
3.6リッターガソリン直噴V6エンジンを搭載。

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