【スペック】全長×全幅×全高=4320×1765×1460mm/ホイールベース=2600mm/車重=1460kg/駆動方式=FF/1.8リッター直4DOHC16バルブ(99ps/5200rpm、14.5kgm/4000rpm)+交流同期電動機(82ps、21.1kgm)/価格=430万円(テスト車=470万3200円/205/55R16タイヤ&アルミホイール=−3万7800円/プリクラッシュセーフティシステム+レーダークルーズコントロール=14万7000円/エアロバンパー=7万8750円/“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム=21万5250円)

レクサスCT200h“バージョンL”(FF/CVT)【試乗記】

優雅な乗り手でありたい 2011.03.18 試乗記 レクサスCT200h“バージョンL”(FF/CVT)
……470万3200円

レクサス印のコンパクトハッチ「CT200h」。「走りの歓び」をアピールするニューモデルで、箱根を走って感じたことは……。

音が「プリウス」

GAZOO Racingが開催する「ハイブリッド・チャレンジ」というイベントを見る機会があった。日本のハイブリッドカーがサーキットに集まり、燃費性能を競うレースである。参加していたのは、トヨタの新旧「プリウス」のほかに「SAI」、レクサスの「HS250h」「CT200h」、ホンダからは新旧「インサイト」「CR-Z」「フィットハイブリッド」というラインナップだ。最も多い参加車はやはり現行プリウスで、1位から5位までを独占する圧勝。優勝チームは31.9km/リッターという驚異的な燃費をたたき出していた。

対してCT200hはというと、トップチームの成績が21.4km/リッターだったから、差は大きい。ドライバーの技量によるところも大きいとは思うが、戦闘力に決定的な違いがあったのは確かだろう。でも、中身は同じという話である。たしかに、スタートする様子を見ていたら、エンジンフードの下から聞こえてくる音がまったく同じだった。ハイブリッドのシステムが共通だから、モーターが始動する時に同じ動作をしているわけだ。2代目プリウスは明らかに違う音だし、インサイトはそもそもエンジン音がする。

もちろん、同じなのはドライブトレインだけである。スタートボタンを押したときに、それを実感する。ピアノを奏でる「レクサス始動音」が、厳かにシステムが立ち上がることを告げるのだ。手に触れるところはワンランク上の質感で、コクピット然とした運転席のたたずまいも高級感とスポーティさが覆っている。
ディスプレイの操作は最近のレクサスに取り入れられたジョイスティックとボタンを使うもので、画面に直接タッチするより格段に上品だ。これが、思いのほか使いやすい。この手のコントローラーは操作に違和感を持ってしまうものが多かったが、ようやく感覚にフィットした使い勝手のものが現れたように思う。

「バージョンL」には、本革シートが標準装備。内装色は、ブラックのほかアイボリーとウォーターホワイトが選べる。
「バージョンL」には、本革シートが標準装備。内装色は、ブラックのほかアイボリーとウォーターホワイトが選べる。
ディスプレイを操作する、「LFA」「RX」「HS」とも共通のリモートタッチ。
ディスプレイを操作する、「LFA」「RX」「HS」とも共通のリモートタッチ。
関連記事 ホームへ戻る