【スペック】全長×全幅×全高=2720×1560×1540mm/ホイールベース=1865mm/車重=850kg/駆動方式=RR/1リッター直3DOHC12バルブ(71ps/5800rpm、9.4kgm/2800rpm)/価格=213万円(テスト車=229万8000円/メタリックペイント=4万2000円/レザーパッケージ=12万6000円)

スマート・フォーツーカブリオmhd(RR/5AT)【試乗記】

懐かしさと先進性 2011.03.15 試乗記 スマート・フォーツーカブリオmhd(RR/5AT)
……229万8000円
内外装を小変更、燃費もアップの「スマート・フォーツー」。冬晴れの箱根で、オープンモデルに試乗した。

人はスマートに歩み寄った?

運転席から前を見ようとするのだが、なんだか見にくい。ルームミラーが微妙な位置にあって、邪魔をするのだ。しばらくすると、ああ「スマート」だ、と感覚が蘇ってきた。久しぶりなので忘れていたけれど、良くも悪くもこういうクルマなのだ。素晴らしいコンセプトで作られたクルマだからこそ、さまざまな割り切りがある。少々我慢を強いられることもあるが、それを克服していくことが未来への対応である。そんな気分にさせられるクルマだったのだ。

登場したときの異物感は、さすがにかなり薄まっている。内装のポップさが消えたのはずいぶん前だが、今回のフェイスリフトで外装もノーマル化が進んだ。バンパーなどが同色に塗られることで、さらに普通度はアップ。10年前にはまずエクステリアデザインにたじろぎ、急いで中に入るとさらにファニーな内装が目を射たのだった。今では、街中でも風景から浮くことはない。スマートが変化しただけでなく、人もポップなデザインに歩み寄ったのだろう。

運転感覚は、まごうことなきスマートである。3気筒1リッターエンジンは低回転からそこそこのトルクを生み出してくれるのだが、トランスミッションの扱いづらさはさほど改善されたとはいえない。ATモードでスムーズに運転するには、熟練の技を要する。デザインと違って、この感覚に関しては人の側から歩み寄るのは難しいのかもしれない。
今回乗ったクルマにはパドルシフトが付いていたため、マニュアルモードでの運転は慣れるに従って楽しめるようになっていった。これは本革シートとシートヒーターと組み合わされたパッケージオプションで、クーペモデルでは選ぶことができない。

左右のエアコン吹き出し口が丸型に変更されるなど、ダッシュボードのデザインが新しくなった。
スマート・フォーツーカブリオmhd(RR/5AT)【短評】
パッと見、どこが変わったのか分かりにくいが、前後バンパーやサイドスカート、給油フラップなどがボディ同色となったほか、ホイールデザインが新しくなった。
スマート・フォーツーカブリオmhd(RR/5AT)【短評】

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