ミシュラン、「溝を自己再生」するタイヤ発売

2011.03.08 自動車ニュース

ミシュラン、トラック・バス用省燃費タイヤを発売

日本ミシュランタイヤは2011年3月8日、トラック・バス用省燃費オールシーズンタイヤ「ミシュランXZN MIX ENERGY」を発売した。

新商品「ミシュランXZN MIX ENERGY」は、操舵(そうだ)軸・駆動軸のどちらにも使うことができるオールシーズンタイヤで、いわゆる「MIXタイヤ」と呼ばれるカテゴリーに属するもの。MIXタイヤは日本で非常に人気が高く、トラック・バスタイヤ市場の40%以上を占めるという。今回発売された「ミシュランXZN MIX ENERGY」は日本向けに開発され、環境性能を求める市場に応えたタイヤである。

構造の見直しと「ENERGYコンパウンド」を採用することで、既存のMIXタイヤ「XJW4+」比で転がり抵抗を15%低減。さらにトレッドに新しく採用された「レインドロップサイプ」は、摩耗時に溝が広がる構造になっており、摩耗末期のウエットグリップ性能向上に貢献する。加えて、3次元に刻まれた「ダブルウエーブサイプ」が隣り合うブロック同士を支え合い、高い剛性を保つことで、接地圧の均等化を実現し優れたトラクション/グリップ力を発揮するという。

発売サイズは3サイズで、価格はオープン。他の同社トラック・バス用タイヤ同様、リグルーブ(溝の刻み直し)やリトレッド(トレッドの張り直し)にも対応する。

(webCG 本諏訪)


ミシュラン、「溝を自己再生」するタイヤ発売の画像
同社が「自己再生する溝」と呼ぶ「レインドロップサイプ」(図の赤い部分)。摩耗すると、通常の溝の奥に配置される広い溝が出現し排水性を高めるという仕組み。日本初導入となる新技術だ。
同社が「自己再生する溝」と呼ぶ「レインドロップサイプ」(図の赤い部分)。摩耗すると、通常の溝の奥に配置される広い溝が出現し排水性を高めるという仕組み。日本初導入となる新技術だ。
図の黄色い部分が「ダブルウエーブサイプ」。ブロック同士がダブルウエーブサイプにより噛み合い、ブロック剛性を高めるという。
図の黄色い部分が「ダブルウエーブサイプ」。ブロック同士がダブルウエーブサイプにより噛み合い、ブロック剛性を高めるという。

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