【スペック】全長×全幅×全高=4825×1935×1770mm/ホイールベース=2915mm/車重=2200kg/駆動方式=4WD/3.6リッターV6DOHC24バルブ(286ps/6350rpm、35.4kgm/4300rpm)/価格=498万円(テスト車=523万円/クォドラリフトエアサスペンション=25万円)

ジープ・グランドチェロキー リミテッド(4WD/5AT)【試乗速報】

カウボーイ、やめました 2011.02.24 試乗記 ジープ・グランドチェロキー リミテッド(4WD/5AT)
……523万円

ジープの最上級モデル「グランドチェロキー」がフルモデルチェンジ。排気量が小さくなって、内外装の質感が大幅アップした新型の、第一印象をお届けする。

“トップ・オブ・ジープ”の変貌

ジープは今2011年7月23日で生誕70周年を迎える。その前祝いとして、かどうかは知らないが、昨年モデルチェンジしたのが「グランドチェロキー」である。日本でのジープ販売は、ここ最近、「パトリオット」と「ラングラー」が主流だが、グランドチェロキーは言うまでもなくジープのトップモデルである。

2005年以来の先代モデルと比べると、ボディはまた少し大きくなった。外寸のスリーサイズは「BMW X5」や「ボルボXC90」に近い。ジープの“顔”ともいえる7スロットのフロントグリルは継承されたが、スタイリングはますます洗練され、およそ泥くささがなくなった。側面に入るエッヂのきいたプレスなどはX5からいただいちゃったような感じだ。

よく見ると、ボディのチリ(パネルギャップ)が狭くなったことにも気づく。欧州SUV的なカタマリ感の強さはこのせいでもある。パネルギャップを詰めることができたのは、ボディのねじり剛性が旧型比4割以上も強固になったこととリンクしているはずだ。昔のクロカン四駆は小指が入りそうなくらいチリが大きかったが、それは悪路でボディがゆがんだときの"逃げ"でもあったのだ。

先代モデルでは4.7リッターV8(SOHC)だったエンジンが、新型では3.6リッターV6にダウンサイジングを果たした。
先代モデルでは4.7リッターV8(SOHC)だったエンジンが、新型では3.6リッターV6にダウンサイジングを果たした。
「良く伸びる」ことが取り柄だった後輪リジットアクスルサスペンションは、独立懸架式へと改められ、モーグルなどではタイヤが宙に浮きやすくなった。とはいえ、接地しているタイヤに駆動力を効率よく伝える電子制御4WDシステムの採用により、高い走破性は維持されているという。
「良く伸びる」ことが取り柄だった後輪リジットアクスルサスペンションは、独立懸架式へと改められ、モーグルなどではタイヤが宙に浮きやすくなった。とはいえ、接地しているタイヤに駆動力を効率よく伝える電子制御4WDシステムの採用により、高い走破性は維持されているという。

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