「手動アイドリングストップは有効?」

2011.02.12 クルマ生活Q&A エンジン

「手動アイドリングストップは有効?」

最近はアイドリングストップ機能を備えたクルマが増えましたね。燃費の向上に貢献しているとのことですが、エンジンの再始動時にブリッピングしたりすると、逆効果になるようにも思えます。実際のところはどうなんでしょうか? また、アイドリングストップ機能がないクルマでも、停車時にエンジンを切ることで燃費を向上させることはできますか?

お答えします。財団法人「省エネルギーセンター」のサイト(http://www.eccj.or.jp/index.html)によれば、エンジン始動の際のガソリン消費量は、5秒間のアイドリングに相当するそうです。つまり5秒以上アイドリングをするならば、いったんエンジンを停止して再始動したほうがガソリン消費が少なくて済むわけです。
アイドリングストップ機能のないクルマでも、エンジンを停止させれば当然ながら燃費は向上します。しかし、駐停車時以外、たとえば渋滞中や信号待ちなどの際にエンジンを切ることは、私はお勧めしません。なぜなら、再始動にもたついて交通の流れを阻害したり、危険な目に遭う可能性が残されているからです。アイドリングストップ機能のついてないクルマでエンジンを停止すれば、エアバッグなどの安全装置も働きませんし、何度かブレーキを踏めば、サーボの残量がなくなってブレーキの利きが悪くなります。キーでエンジンを停止した際に、ステアリングロックをかけてしまうこともあるかもしれません。また、頻繁にエンジンの停止/再始動を繰り返すことによってバッテリーの能力が低下したり、スターターモーターの寿命を縮めてしまうことも考えられます。
こういった理由から、私自身は運転中のアイドリングストップは実践していませんし、すべきではないと考えています。しかしながら異論・反論はあるでしょうから、実践するか否かはご自身で判断してください。