【スペック】“バージョンL”:全長×全幅×全高=4320×1765×1460mm/ホイールベース=2600mm/車重=1440kg/駆動方式=FF/1.8リッター直4DOHC16バルブ(99ps/5200rpm、14.5kgm/4000rpm)+交流同期電動機(82ps、21.1kgm)/価格=430万円(テスト車=474万3100円/オーナメントパネル=3万1500円/プリクラッシュセーフティシステム+レーダークルーズコントロール=14万7000円/本木目+本革ステアリング=4万9350円/“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム=21万5250円)

レクサスCT200h“バージョンL”(FF/CVT)/“Fスポーツ”(FF/CVT)【試乗記】

ドライバーズ・レクサス 2011.01.27 試乗記 レクサスCT200h“バージョンL”(FF/CVT)/“Fスポーツ”(FF/CVT)
……474万3100円/469万3650円

最もコンパクトなレクサスとなる、新型ハイブリッド専用モデル「CT200h」がデビュー。さっそく、その仕上がりをチェックした。

「プリウス」とは別モノ

「CT200h」の運転席に着き、あたりを見まわす。低めの天井、弛緩(しかん)した運転姿勢を許さないタイトな居心地、径が小さく握りが太いステアリングなどなど、レクサスが初めて作るCセグメント車「CT200h」のテーマのひとつが、「スポーティ」であることは容易に理解できる。“乗り出し価格”で400万円級になるこのクルマが投入されるのは、CセグメントはCセグメントでも、よりアッパーな「アウディA3」や「BMW1シリーズ」などがいるところ。程度の差こそあれ、基本的に“走れるクルマ”でないと、存在感を発揮しづらいセグメントだ。

そんな「CT200h」の“運動神経”だが、ドライブトレインはスペック的には「トヨタ・プリウス」と同じ、すなわち99psの1.8リッターのアトキンソンサイクルエンジンに82psのモーターを組み合わせ、システム全体としては136psを発生するにすぎないと聞けば、誰もがちょっとは「大丈夫?」と不安になることだろう。
しかし、「ドライブモードセレクト」と呼ばれる最近はやりの走行パターン別の統合制御装置を介在させ、ハイブリッドシステムの駆動電圧を最大650Vまで昇圧(通常時500V)することにより、「プリウス」とはひと味違う太いトルクとレスポンスに富んだ加速フィールを得ている。

実際に乗ると、モーターが過給器的に働いている感覚である。SPORTモードを選ぶとグイッと別物の力強さを見せる。これまで「ハイブリッドは走らない」というイメージが頭のどこかにあったのは事実だが、こういうハイブリッドカーが出てくると、そのイメージもちょっとずつ変わっていくのだろうな、と感じずにいられない。
そして、エンジンのパワーを受け止めるシャシーもけっこう“速い”。「プリウス」とは、まったくもって別物といっていい。

インテリアの様子。水平基調のインストゥルメントパネルは、横方向へのひろびろ感も意識してデザインされたものだという。センターコンソール上には、セダン「HS」とSUVの「RX」でも採用された、ナビやオーディオの操作デバイス「リモートタッチ」が備わる。
インテリアの様子。水平基調のインストゥルメントパネルは、横方向へのひろびろ感も意識してデザインされたものだという。センターコンソール上には、セダン「HS」とSUVの「RX」でも採用された、ナビやオーディオの操作デバイス「リモートタッチ」が備わる。
パワートレインは、「トヨタ・プリウス」のハイブリッドシステムと基本的に変わらない。出力とトルクも変わらぬものの、静粛性を高めるべく吸排気系には独自のパーツが与えられている。
パワートレインは、「トヨタ・プリウス」のハイブリッドシステムと基本的に変わらない。出力とトルクも変わらぬものの、静粛性を高めるべく吸排気系には独自のパーツが与えられている。
レクサスブランド初のハッチバック「CT200h」は、最もコンパクトなレクサスでもある。先に発売されたハイブリッド専用車「HS250h」と比べると、380mm短く、20mm幅が狭く、45mm低い。ホイールベースは100mmも短くなっている。
レクサスブランド初のハッチバック「CT200h」は、最もコンパクトなレクサスでもある。先に発売されたハイブリッド専用車「HS250h」と比べると、380mm短く、20mm幅が狭く、45mm低い。ホイールベースは100mmも短くなっている。
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