新型「メルセデス・ベンツVクラス」がデビュー

2011.01.21 自動車ニュース
メルセデス・ベンツ日本代表取締役社長兼CEOのニコラス・スピークス氏(写真左)と、同社上野金太郎副社長。
「メルセデス・ベンツVクラス」がモデルチェンジ

新型「メルセデス・ベンツVクラス」がデビュー

メルセデス・ベンツ日本は、2011年1月21日、ラージサイズミニバンの「Vクラス」を大幅に改良し、発売した。

新しくなったマルチファンクションステアリングには、メーター内に表示されるディスプレイの操作スイッチが備わる。
新しくなったマルチファンクションステアリングには、メーター内に表示されるディスプレイの操作スイッチが備わる。
シートは、レザーとファブリックの「レザーツイン」仕様が3色と本革仕様(写真)2色が用意される。
シートは、レザーとファブリックの「レザーツイン」仕様が3色と本革仕様(写真)2色が用意される。
新型「メルセデス・ベンツVクラス」がデビューの画像

■高級感と快適性をレベルアップ

箱形デザインのマルチパーパスビークルとして日本でもおなじみの「Vクラス」。1998年に日本に導入された初代VクラスはFFだったが、2003年のフルモデルチェンジでFRに転向。その際に名前もドイツと同じ「ビアノ」に変えられたが、その後、2006年のフェイスリフトで再びVクラスに戻り、いまに至っている。この長寿モデルが内外装をリニューアルするとともに、サスペンションの改良を実施するなどして、装いも新たに生まれ変わった。

“新型Vクラス”というものの、実際はフルモデルチェンジではなく、ビッグマイナーチェンジのレベル。だから、サイドビューなどには旧型のイメージを色濃く残している。
一方、フロントマスクは、ラジエターグリルやヘッドライトのデザインが大きく変わったことで、旧型以上に精悍(せいかん)で上質な雰囲気を強めており、また、リアビューもテールランプが低い位置にまとめられたことで、より落ち着いた印象となった。

インテリアでは、シートやステアリングホイールのデザインが変わり、また、アンビエントライトを装備するなどして、上質感の向上に努めた。さまざまなシートアレンジに対応するのは従来どおり。7人分のシートすべてが独立しているVクラスでは、セカンドシート/サードシートがそれぞれ脱着できることから、乗員や荷物に最適なシートアレンジが可能だ。

見えない部分の改良にも抜かりはなく、なかでもサスペンションは構成パーツを徹底的に見直した。前:マクファーソンストラット、後:セミトレーリングアームのサスペンションは、基本設計を旧型から受け継ぐものの、スプリングやダンパー、スタビライザーをはじめ、ベアリングやラバーマウントなどの変更により、「乗り心地と静粛性の大幅な向上を実現」(プレスリリースより)したという。

電動デュアルスライディングドアは、「V350アンビエンテ」と「V350アンビエンテ ロング」に標準装備される。
電動デュアルスライディングドアは、「V350アンビエンテ」と「V350アンビエンテ ロング」に標準装備される。
新型「メルセデス・ベンツVクラス」がデビューの画像

高級感と快適性をレベルアップした新型Vクラス。価格は「V350トレンド」が449万円、「V350アンビエンテ」が617万円、「V350アンビエンテ ロング」が637万円。デリバリー開始は2011年3月下旬を予定している。

(文=生方聡)

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