【スペック】全長×全幅×全高=4635×1905×1840mm/ホイールベース=2690mm/車重=1970kg/駆動方式=4WD/4リッターV6DOHC24バルブ(276ps/5600rpm、38.8kgm/4400rpm)/価格=324万円(テスト車=353万1900円)

トヨタFJクルーザー カラーパッケージ(4WD/5AT)【試乗記】

SUVのピーコック革命 2010.12.24 試乗記 トヨタFJクルーザー カラーパッケージ(4WD/5AT)
……353万1900円

北米向けに開発されたトヨタの本格派オフローダー「FJクルーザー」が日本に導入。まずはどんなクルマなのかオンロードで試してみた。

ポップな本格SUV

「ランクル40」系へのオマージュを込めたレトロデザインだと聞いていたのだが、試乗会場で目撃したのはオモチャ感覚(いい意味で)あふれるモダンカーだった。四駆だのオフロードだのといった空気も漂っておらず、コンセプトカー風のいでたちだ。
70年代的なテイストともいえるけれど、後ろ向きというよりは新鮮な感覚。1999年の東京モーターショーに出展されたフォードのコンセプトカー「021C」を思い出してしまった。キッチュでポップな、シティ・ビークル。無骨でハードボイルドなイメージなんてない。

ちなみに、今回の試乗ではオフロードコースが設定されていなかったため、四駆性能に関しては試していないのでまったくわからない。トランスファーノブなんて、触れてもいない。「ランドクルーザープラド」ベースだというのだから、たぶんしっかり悪路を走るのだろう。そのあたりは、後ほど別の試乗記でしっかりチェックするはずなので、お楽しみに。

ポップ仕様とはいえ本格SUVなのだから、乗り込むのはやはり登る感覚だ。重厚感あふれる、というよりメチャ重いドアを開け、アシストグリップをつかみステップに足をかけてはい上がる。後席に収まるためには、もう一つ力仕事をしなければならない。観音開きタイプになっていて、内側のハンドルを引いてヨイショと引っ張る。「マツダRX-8」と同様、フロントドアが閉まっていると自力では脱出できない。座って横を見るとちょうどリアクオーターパネルでふさがれていて、はめ殺しの小さな窓は少し前にある。閉所恐怖気味の人には、ちょっとツラそうだ。

全席に、はっ水・防水ファブリックシート表皮を採用。
全席に、はっ水・防水ファブリックシート表皮を採用。
リアドアは90度の開口が可能で、後席への乗り降りもスムーズに行える。
リアドアは90度の開口が可能で、後席への乗り降りもスムーズに行える。

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