【スペック】WRX STI tS:全長×全幅×全高=4580×1795×1465mm/ホイールベース=2625mm/車重=1470kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付き(308ps/6400rpm、43.8kgm/3200rpm)/価格=472万5000円(テスト車=同じ)

スバル・インプレッサWRX STI tS(4WD/6MT)/WRX STI A-Line tS(4WD/5AT)【試乗記】

まだまだまだイケる 2010.12.22 試乗記 スバル・インプレッサWRX STI tS(4WD/6MT)/WRX STI A-Line tS(4WD/5AT)
……472万5000円/422万1000円

スバルのハイパフォーマンスモデル「インプレッサWRX STI」をベースに、専用の足まわりやカーボン製のルーフでさらに操縦性を高めたというスペシャルバージョンが登場。その仕上がりは……?

テッペンが、効く

STI(スバルテクニカインターナショナル)が手がける「インプレッサ」の“カーボンルーフ車”に、伊豆のサイクルスポーツセンターで試乗した。
カーボンルーフとは、文字どおりルーフパネルの素材を、通常使われるスチールからカーボンに変えたもので、考えられる効用としては、車体の軽量化やねじれ剛性のアップが挙げられる。また、車体の最も高い位置にあるこの部分の軽量化は、重心高を下げる効果もある。

とはいえ、実際の重量的なアドバンテージは、4kgに過ぎない。重心高に関しても、2mm程度の違いに過ぎない。その違いが体感できるのは、コーナーの切り返しのような場面だ。これが例えば、サンルーフやガラスルーフなどになると、その有る無しで数10kgもの重量差が出るから、横Gが右から左に変わる際の重心移動の様子は、公道走行でもはっきり体感できるほどになる。レベルは微小であれ、カーボンルーフについても同じことが言えるのだ。

そして、切り返しを行う際の横Gが高くなるほど、ブレーキがハードになるほど、頭上のイナーシャは「効く」ということになる。だからレーシングカーともなれば、ボディ形状をスパイダーにすることの利点は確かにある。

「インプレッサWRX STI tS」で最も目を引くのが、東レと共同開発したカーボンルーフ。車両の低重心化と操縦安定性の向上を狙った、スバル車初の装備である。
「インプレッサWRX STI tS」で最も目を引くのが、東レと共同開発したカーボンルーフ。車両の低重心化と操縦安定性の向上を狙った、スバル車初の装備である。
インテリアの様子。STIのロゴが入ったステアリングホイールやシフトノブ、プッシュエンジンスイッチなどが配される。
インテリアの様子。STIのロゴが入ったステアリングホイールやシフトノブ、プッシュエンジンスイッチなどが配される。
ホイールは、鋳造アルミのSTI製18インチ。ブレーキはブレンボ製の対向4ポットとなる。
ホイールは、鋳造アルミのSTI製18インチ。ブレーキはブレンボ製の対向4ポットとなる。
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