【スペック】全長×全幅×全高=4560×2035×1180mm/ホイールベース=2600mm/車重=1580kg/駆動方式=MR/3.3リッターV6DOHC24バルブ(233ps/5600rpm、33.4kgm/4400rpm)/価格=1380.0万円(テスト車=同じ)

ミツオカ・オロチ・カブト(MR/5AT)【試乗記】

フツウにスーパー 2008.12.05 試乗記 ミツオカ・オロチ・カブト(MR/5AT)
……1380.0万円

「オロチ」にウェットカーボン製のエアロパーツなどを追加したスペシャルバージョン「カブト」。その見た目と価格に驚かされるが、乗ってみると意外に……。

年産5台の限定モデル

「大蛇(オロチ)」というおどろおどろしい名前のクルマは、今からおよそ6年前にその存在が明らかにされた。その後、少数台数が手造りされて着実に繁殖の道を辿っているようだ。このたびは、甲冑を身にまとって、いよいよ本格的に路上に出没しようというわけ。いざ出陣! の軍配は振り下ろされた。

「オロチ・カブト」は、標準車のオロチ(1092万円)を、カーボン材のエアロパーツで着飾った仕様。1380万円。鎧兜のような表皮を纏って、年産5台の限定モデルとして販売される。

実体は写真でご覧のように、2座の“スーパー”スポーツカーであるが、何といってもこのボディそのものに大きな特徴があり、クルマの価値もこの部分が大半を占める。
デザインの好き嫌いはあるにせよ、迫力をもってせまる特異な姿カタチは、見る者に存在感の大きさを感じさせる。これがワン・オフではなく、同じものが複数台数つくられる量産車であることがまず評価されるべきだろう。

細部のフィニッシュも上々で、しっかり造られたボディは剛性も確か、ドアなど開口部の立て付けも完璧に近い。その上で軽量化もうまくいっている。「フェラーリ・テスタロッサ」より大きなサイズで1580kgの重量は立派というほかない。

のっけからで恐縮だが、このテストで都内から河口湖周辺までの往復を含めた、走行距離342.5kmの平均燃費が、12.8km/リッターという点は、現代のご時世を考えても、けして反社会的な乗り物ではないことを証明している。

追加装備されるカーボン製のエアロパーツは、ボンネット、フロントフェンダー、リップスポイラー、トランクフード、リアフェンダー、リアスカート。
追加装備されるカーボン製のエアロパーツは、ボンネット、フロントフェンダー、リップスポイラー、トランクフード、リアフェンダー、リアスカート。
ボディ色は、テスト車のゴールドメタリックのほか、ホワイトゴールドパールも用意される。
ボディ色は、テスト車のゴールドメタリックのほか、ホワイトゴールドパールも用意される。
リアウイングもカブト専用パーツ。
リアウイングもカブト専用パーツ。

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