【スペック】全長×全幅×全高=3900×1695×1525mm/ホイールベース=2500mm/車重=1130kg/駆動方式=FF/1.3リッター直列4気筒SOHC8バルブ(88ps/5800rpm、12.3kgm/4500rpm)、モーター(14ps/1500rpm、8.0kgm/1000rpm)/価格=172万円(テスト車=198万5000円/Honda HDDインターナビシステム=26万5000円)

ホンダ・フィットハイブリッド スマートセレクション(FF/CVT)【試乗記】

ハイブリッド殺し 2010.12.07 試乗記 ホンダ・フィットハイブリッド スマートセレクション(FF/CVT)
……198万5000円


159万円からという魅力的な価格で登場したホンダの新型「フィットハイブリッド」とは、乗ってみるとどんなクルマなのか?

おしゃれな「フィット」

数年前は、「液晶テレビを買うことにしたよ」的な発言を聞く機会が多かった。あと、「ついにわが家も薄型テレビになった」とか、「これからテレビ買うなら地デジ対応かな?」とか。でも、間もなく2011年になろうかという今、そんな発言をする人はいない。「今度、テレビを買い替えようかと思って」と言ったら、薄型で地デジ対応なのがあたりまえだ。逆に、「ブラウン管のテレビが欲しいんだけど」なんて言う人がいたら、ちょっとしたニュースだ。

「フィットハイブリッド」に試乗しながら、クルマも同じようになるかもしれん、としみじみする。今はまだ「ハイブリッド車を買おうかと思って」なんて言ったりする。けれどもこと日本に限れば、あと10年もしたら「クルマを買い替えたよ」と発言したら、すなわちハイブリッド車を意味するようになるかもしれない……。てな想像をするぐらい、フィットのハイブリッドは普通によく出来たコンパクトカーだった。

ヘッドランプとリアのコンビネーションランプにきれいなブルーが使われていたり、フロントグリルがきらきらしていたりで、フィットハイブリッドは未来っぽく見せようとしている。とはいえ、基本的な形はフツーのフィットと変わらないから、「うわー、未来のクルマだ」という強烈なインパクトはない。ちょっとおしゃれなフィット、といったところか。
1.3リッターエンジン+モーターはボンネットにすっぽり収まり、バッテリーとコントロールシステムは荷室の床下に“かくれんぼ”。外観でハイブリッド車だとわかるのは、「HYBRID」のエンブレムだけなのだ。
いざ走りはじめても、品のいいコンパクトカーという印象だ。

「インサイト」に比べて車高が高い「フィットハイブリッド」は空気抵抗の面で不利。何も対策を施さないと1km/リッターほど燃費が悪くなったはずだという。それでもインサイトと同じ30km/リッターの燃費(10・15モード)を達成できたのは、より転がり抵抗の低いタイヤの採用や、ボディ底面をアンダーカバーで覆って空気抵抗を引き下げるといった地道な努力のたまものだとか。
「インサイト」に比べて車高が高い「フィットハイブリッド」は空気抵抗の面で不利。何も対策を施さないと1km/リッターほど燃費が悪くなったはずだという。それでもインサイトと同じ30km/リッターの燃費(10・15モード)を達成できたのは、より転がり抵抗の低いタイヤの採用や、ボディ底面をアンダーカバーで覆って空気抵抗を引き下げるといった地道な努力のたまものだとか。
 
ホンダ・フィットハイブリッド スマートセレクション(FF/CVT)【試乗記】の画像
エンジンとモーターのセットは実にコンパクト。エンジンルームに余裕をもって収まる。
エンジンとモーターのセットは実にコンパクト。エンジンルームに余裕をもって収まる。

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