【スペック】全長×全幅×全高=4845×1940×1700mm/ホイールベース=2895mm/車重=2230kg/駆動方式=4WD/4.8リッターV8DOHC32バルブツインターボ(500ps/6000rpm、71.4kgm/2250-4500rpm)/価格=1538万円(テスト車=1906万5000円)

ポルシェ・カイエンターボ (4WD/8AT)【ブリーフテスト】

ポルシェ・カイエンターボ (4WD/8AT) 2010.12.03 試乗記 ……1906万5000円
総合評価……★★★★★

内外装のデザインを一新し、よりスポーティになった新型「カイエン」は、燃費向上が最大のウリ。500psのパワーを誇る上級グレード「カイエンターボ」で500kmの道のりをテストした。

ポルシェ・カイエンターボ (4WD/8AT)【短評】

価格満足度は5つ星

満点の総合評価は、後にふれる項目別評価の平均ではない。特にこの「カイエン」のような、高性能SUVという特殊で高価格なクルマともなれば、その魅力はもっと別のところにあると考えるのが普通だろう。そこで価格満足度のような評価をしなければならないとしたら、星5つは問題なく与えられる。

ポルシェのSUVという特殊性ゆえ、価格の割にはかなりスポーティな偏った性格。しかし良くも悪くもポルシェという名前の下に許されてしまう。
例えば乗り心地などはまさにスポーツカーのレベルで、“SUVのスーパーカー”であった「ランボルギーニLM002」のような、超高性能車でありながら異次元の乗り心地を備えているわけではない。そこはやはり量産車としての妥協もみられる。
とはいえ、刹那的な加速や高速性能に酔いしれたいと願うユーザーの要求はほとんど満たすことから、顧客満足度の高さは理解できる。
今回は、午後にクルマを受け取ってから一度自宅へもどり、「ちょっと温泉へでも行ってみようか……」と草津まで往復した。その日のうちに帰宅することもできた。半日あれば500kmくらいのドライブもいとわない、そんな気にさせるのが「カイエンターボ」だろう。ちなみに草津往復だけにかぎれば燃費は7.5km/リッター“もの”数値を記録した。

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