【スペック】全長×全幅×全高=4770×1885×1690mm/ホイールベース=2740mm/車重=1820kg/駆動方式=FF/2.7リッター直4DOHC16バルブ(188ps/5800rpm、25.7kgm/4200rpm)/価格=425万円(テスト車=455万9750円/ヘッドアップディスプレイ=8万4000円/パワーバックドア=5万7750円/ムーンルーフ(チルド&スライド式)=10万5000円/クリアランスソナー=4万2000円/後席SRSサイドエアバッグ=2万1000円)

レクサスRX270アートワークス(FF/6AT)【試乗記】

ダウンサイザー必見 2010.11.11 試乗記 レクサスRX270アートワークス(FF/6AT)
……455万9750円

これまで“V6”のみだった「レクサスRX」に、2.7リッターの直4モデルが追加された。新エンジンとプレミアムSUVの相性は? 市街地からワインディングまで、400km走った印象をリポートする。

デフレ日本仕様

「レクサスRX」に4気筒モデルが追加された。厳密な排気量は2671ccで、車名は“RX270”という。RXでは唯一の……レクサス全体でも「HS250h」に続く2例目のレギュラーガソリン仕様。燃費と価格を重視したモデルなので、複雑で重い4WDはなくてFFのみ。正式発売は2010年8月下旬だから(9月末日を待たずに前倒し終了となった)エコカー補助金狙いではもともとないのだろうが、現在も継続中のエコカー減税(RX270では50%)の恩恵は当然のごとく受けられる仕立てである。

新旧2世代のレクサスRX(国際的には現行RXは3代目、2代目までは日本でだけ「ハリアー」名だった)を並行販売している日本では、これまで「高級車のレクサスRXはV6、従来型継続のハリアーは4気筒」というすみ分け(ハイブリッドだけは両車にあるが)をわざわざしていたわけだが、今のデフレニッポンでは“経済的でお得”であることがすべてに優先される前提条件となってしまっている。それは高級車だろうがSUVだろうが関係なく、レクサスとてそういう風潮にあらがうことができなかったということだろう。

さて、RX270に積まれる2.7リッターエンジンは“1AR-FE”型という。これは昨年初頭に市場投入された最新鋭の大型4気筒エンジンで、これまでは2代目「ハイランダー」や「ヴェンザ」などの北米用モデルに使われているが、国内向けには今回初搭載。「ランクルプラド」や「ハイエース」に使われる縦置き用2.7リッター(2TR-FE型)とも、日本で超おなじみの2AZ-FE(2.4リッター)ともまったく別物のユニットだ。

「RX270」の10・15モード燃費は10.4km/リッター。同じくFFの「RX350」の燃費を、0.7km/リッター上回る。
「RX270」の10・15モード燃費は10.4km/リッター。同じくFFの「RX350」の燃費を、0.7km/リッター上回る。
装備内容は、上級モデルとそれほど大きくは変わらない。また、「RX270」にもさらに装備の充実した「version S」や「version L」といったパッケージが用意される。今回の試乗車「アートワークス」にはカラードコンソールアッパーパネルやカラーコーディネートシートなどが装備される。
装備内容は、上級モデルとそれほど大きくは変わらない。また、「RX270」にもさらに装備の充実した「version S」や「version L」といったパッケージが用意される。今回の試乗車「アートワークス」にはカラードコンソールアッパーパネルやカラーコーディネートシートなどが装備される。
特徴的な「RX」のサイドビュー。
特徴的な「RX」のサイドビュー。

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