【スペック】全長×全幅×全高=4628×1899×1484mm/ホイールベース=2776mm/車重=1570kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブターボ(203ps/6000rpm、30.6kgm<オーバーブースト時:32.6kgm>/1750-4000rpm)(欧州仕様車)

ボルボS60 2.0T(FF/6AT)【海外試乗記】

ラテン系スウェディッシュ! 2010.11.03 試乗記 ボルボS60 2.0T(FF/6AT)
フルモデルチェンジで2代目に進化した「ボルボS60」。スポーティなスタイリングの新型セダンはどんな走りを見せるのか? イタリアはベローナ郊外で試した。

25年前のハナシではありますが

「フライング・ブリック」をご存じだろうか。かつて欧州ツーリングカーレース選手権(ETCC)を戦った「ボルボ240ターボ」があまりに速かったために付けられたニックネームだ。ブリックとはレンガのこと。「ボルボ240」の角張ったボディを揶揄(やゆ)して(いや、この場合は尊敬して、といった方が正しい)、こう呼ばれたのだ。

ご存じない方のためにもうちょっと説明しておくと、スイスのスゴ腕チューナー、エッゲンバーガーが手がけた「ボルボ240ターボ」は、1980年代半ばのツーリングカーレースでそれこそ飛ぶように走り、1985年のETCCでチャンピオンに輝いた。1985年には日本にもやってきて、インターTEC(懐かしい!)で1-2フィニッシュを飾り、なんと3位を7周遅れにしたという伝説まで残っている。ちょっと信じられない話である。

今から25年も前の話を蒸し返すのもナンではある。けれども、筆者にとっては多感なティーンエイジャーだったときの出来事なので、忘れようにも忘れられないのだ。同じスポーティなボルボでも、ずいぶん変わったもんだよなあと、目の前の「S60」を見てしみじみ思う。その低く寝かされた身構えは、ベンツよりもビーエムよりも、アルファ・ロメオよりもスポーツカー的に映る。


ボルボS60 2.0T(FF/6AT)【海外試乗記】の画像
4ドアセダンながら、フロントからリアに向けゆるやかなアーチを描くルーフラインがクーペのようだ。
4ドアセダンながら、フロントからリアに向けゆるやかなアーチを描くルーフラインがクーペのようだ。

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