【スペック】全長×全幅×全高=4900×1875×1870mm/ホイールベース=2780mm/車重=2290kg/駆動方式=4WD/3.2リッター直4DOHC16バルブターボディーゼル(190ps/3500rpm、45.0kgm/2000rpm)/価格=476万7000円(テスト車=同じ)

三菱パジェロ ロング スーパーエクシード (4WD/5AT)【試乗記】

三菱ディーゼル復活! 2010.11.01 試乗記 三菱パジェロ ロング スーパーエクシード (4WD/5AT)
……476万7000円

「ポスト新長期規制」に適合するクリーンディーゼルエンジンを手に入れた「三菱パジェロ」。名実ともにパワーアップした旗艦モデルをオンロードで試した。

SUVとディーゼルの強いきずな

1980年代後半、猫も杓子(しゃくし)もクロスカントリー4WDに走った「RVブーム」を覚えている人は多いだろう。当時はRVといったが、実際は今でいうSUVのことで「トヨタ・ハイラックスサーフ」や「日産テラノ」あたりが若者には人気で、さらに上をいく「三菱パジェロ」はあこがれの一台だった。

当時は今よりもガソリンと軽油に価格差があり、燃費の悪いSUVでは好んでディーゼルエンジンが選ばれた。おかげで、乗用車全体におけるディーゼル車比率は5〜6%を占め、今よりもはるかに身近な存在だったのだ。

ところが、ディーゼル車の自動車税が引き上げられたことなどにより、ガソリンと軽油の価格差が小さくなり、加えて、東京都がディーゼル車に「No」を突きつけたことから販売は低迷。さらに、世界一厳しい排ガス規制といわれる「ポスト新長期規制」が立ちはだかり、日本のディーゼル市場は長い冬の時代を迎えることになった。

しかしながら、最近になって、ようやく春の兆しが見え始め「日産エクストレイル」や「メルセデス・ベンツEクラス」にポスト新長期規制をクリアするモデルが現れている。そして、日本を代表するSUVである「パジェロ」にも、待望のディーゼルエンジンが復活した。

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