【スペック】全長×全幅×全高=4070×1720×1465mm/ホイールベース=2510mm/車重=1260kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4SOHC16バルブターボ(135ps/5000rpm、19.4kgm/4500rpm)/価格=292万円(テスト車=318万円/メタリックカラー=6万円/Frau製レザーシート=20万円)

アルファ・ロメオ ミト コンペティツィオーネ(FF/6AT)【試乗記】

いよいよ本番! 2010.10.20 試乗記 アルファ・ロメオ ミト コンペティツィオーネ(FF/6AT)
……318万円
アルファ・ロメオのコンパクトハッチ「ミト」にオートマチックトランスミッションを搭載した新グレードが登場。新型の走りと乗り心地を試す。

2年前に感じたこと

「ミト」はヒットまちがいなし。2008年の7月、イタリアにあるアルファのバロッコ・テストコースで最初に「ミト」に乗ったとき、筆者は強くそう感じた。そう思うといてもたってもいられなくなり、正規輸入に先立って雑誌で「ミト」のイタリア仕様を並行輸入するという企画を立案。1年あまり長期テストさせてもらった経験がある。

「ミト」は期待通りいいクルマだった。だから、東京から関西ぐらいの距離なら「ミト」で行ったし、同好の士のイベントにも参加したし、それはそれは楽しい日々だった。しかしだ、肝心のヒットの方はいまだその気配がない。3ドアのみ、マニュアルトランスミッションのみ、ついでに後席とトランクは狭し、という男らしい(?)素性がいけないのか、街中では本物の四葉のクローバーと同じぐらい、見つけるのが大変なクルマのままだ。筆者はバツの悪い気持ちのままでいる。

しかし筆者は再びこう宣言したい。「ミト」はヒットまちがいなし、だと! Alfa TCT(Twin Clutch Technology)と呼ばれる乾式デュアルクラッチ内蔵ATの出来は「フォルクスワーゲン・ゴルフ」と比べたって何の遜色(そんしょく)もないし、吸気バルブを電子制御する新型マルチエア・エンジンの仕上がり具合だって素晴らしい。ようやく「ミト元年」が訪れた――今度こそ、そんな気がしている。

真っ赤なシートは、オプションのFrau製レザーシート(20万円)。
真っ赤なシートは、オプションのFrau製レザーシート(20万円)。
6段乾式デュアルクラッチを採用した「Alfa TCT」。D.N.A.スイッチ(セレくターの右上)を「D」にすると、変速スピードが速まる。
6段乾式デュアルクラッチを採用した「Alfa TCT」。D.N.A.スイッチ(セレくターの右上)を「D」にすると、変速スピードが速まる。
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