【スペック】レンジローバーヴォーグ 5.0 V8:全長×全幅×全高=4972×1955×1880mm/ホイールベース=2880mm/車重=2540kg/駆動方式=4WD/5リッターV8DOHC32バルブ(375ps/6500rpm、52.0kgm/3500rpm)/価格=1329万円

ランドローバー オフロード試乗会【試乗記】

岩場も泥もお手のもの 2010.10.11 試乗記 ランドローバー オフロード試乗会
「レンジローバー」から「フリーランダー2」まで、ランドローバー全モデルにオフロードコースで乗れる試乗会が開催された。ランドローバー・ファミリーがそこで示した実力は?

なんとももったいない話だ

仮に「レンジローバー」を所有しているとする。本格的なクロスカントリー・コースを走り、このクルマのたぐいまれなるオフロードの走破性能を堪能できるチャンスはどれくらいあるのだろう? それはおそらくフェラーリを所有している人がサーキットに走りに行く機会より少ないのではないか?

プロユースのツールが、都市部ではイメージのみ高級嗜好(しこう)品として消費されるのはよくあることだ。ぜいたくといえばそのとおりかもしれない。しかし、それが健全な楽しみ方かどうかあらためて考えてみると、やっぱりちょっと疑問が残る。高い能力を使わないでいるなんて、なんとももったいない話である。

クロカン四駆がSUVを経てクロスオーバー車と呼ばれるようになり、オフロードの走破性がどんどん合理化されていく中で、ランドローバーというのはとても骨っぽいスタンスを保ち続けている会社である。同社の製品である以上、4WDであるのは当然で、たとえ街乗りセレブカーとして人気があろうとも、悪路の走破性能に妥協はしないと主張しているのだ(もっとも最近、「フリーランダー2」の現地モデルと新型「イヴォーク」にFWDモデルを設定する発表を行ったが)。
そして「フリーランダー2」にすら、ランドローバー車の基本性能をフルに引き出す上で欠かせない統合制御システム「テレイン・レスポンス」を標準で装着している。今回はそれを存分に試せる希有(けう)なチャンスである。

まずはファミリーの頂点に君臨する「レンジローバーヴォーグ」で、デコボコのモーグル路に入ってみることしよう。

 
ランドローバー オフロード試乗会【試乗記】の画像
【スペック】フリーランダー2 3.2 i6 HSE:全長×全幅×全高=4515×1910×1765mm/ホイールベース=2660mm/車重=1920kg/駆動方式=4WD/3.2リッター直6DOHC24バルブ(232ps/6300rpm、32.3kgm/3200rpm)/価格=583万円
【スペック】フリーランダー2 3.2 i6 HSE:全長×全幅×全高=4515×1910×1765mm/ホイールベース=2660mm/車重=1920kg/駆動方式=4WD/3.2リッター直6DOHC24バルブ(232ps/6300rpm、32.3kgm/3200rpm)/価格=583万円

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