「品川クラシックカーレビュー」開催

2010.09.27 自動車ニュース
品川駅港南口の「港南ふれあい広場」で開かれたイベント風景。写真中央のトラックの荷台を使った特設ステージでは、一日署長と副署長、交通安全少年団、そしてピーポくんによる「交通安全教室」を実演中。
第12回品川クラシックカーレビューイン港南 開催

「第12回高輪交通安全フェア 品川クラシックカーレビューイン港南」開催

2010年9月26日、東京都港区の「品川駅港南口 港南ふれあい広場」で、「第12回高輪交通安全フェア 品川クラシックカーレビューイン港南」が開かれた。

過酷な戦いの痕跡もそのままに日産が保存している2台の「サファリラリー」総合優勝車。右が1970年の「ダットサン・ブルーバード1600SSS」、左が1973年の「ダットサン240Z」。
第12回品川クラシックカーレビューイン港南 開催
1948、49年製造の「ダットサン・スタンダードセダンDA型」だろうか? だとすると基本的な成り立ちは戦前型と同じだが、GHQによる乗用車の生産制限が敷かれていた時代のモデルのため、残存台数はきわめて少ないはず。
第12回品川クラシックカーレビューイン港南 開催
新車当時からのシングルナンバーを付けた1964年「ダットサン・ブルーバード1200デラックス」と1969年「日産ローレル1800デラックスB」。ちなみに「神」ナンバーは、「横浜」ができる以前の「神奈川」の略で、「神戸」ではありません。
第12回品川クラシックカーレビューイン港南 開催

■旧車とアイドルで交通安全!?

このイベントは、2005年から毎年、春と秋の交通安全週間に開催されているもので、今回で12回目となる。主催は品川駅港南商店会、高輪警察署、そして港南に本拠を置く「全日本ダットサン会」。港区役所や高輪消防署なども後援する、地域の交通安全の啓蒙を目的としたイベントなのだが、前述した「全日本ダットサン会」が主催者に名を連ねているところが、『webCG』で紹介するゆえんである。

「全日本ダットサン会」とは、日産の旧車のオーナーズクラブで、彼らの呼びかけによって毎回、日産車を中心とする約50台の旧車が展示されるのだ。
つまりは都心のターミナル駅の駅前広場を会場に、交通安全啓蒙イベントと旧車ミーティングが合体した、非常に珍しいイベントなのである。
プログラムは盛りだくさんだ。交通安全啓蒙イベントとしては、高輪消防
署による救急訓練に始まり、交通安全式典、交通安全教室、ゲストによるミニライブなどが行われる。いっぽう旧車イベントとしては、コンクールデレガンスとゲストによるトークショーが実施される。
そして双方がクロスオーバーしたプログラムが、白バイに先導された旧車による周辺道路の交通安全パレードというわけだ。

ところで、この種の警察や消防がらみのイベントといえば、付き物なのがタレントを起用した「一日署長」である。この「高輪交通安全フェア」も例外ではなく、毎回誰かを招いている。今回は高輪警察署の一日署長に元『AKB48』メンバーの大島麻衣さん、一日副署長に小花さんが任命され、交通安全教室やパレード、ミニライブなどに参加した。

旧車ミーティングのゲストは、日産車による初の国際舞台への挑戦だった1958年の「豪州ラリー」で、「ダットサン210」を駆って見事クラス優勝を果たし、その後長らく日産のモータースポーツ部門を率いた難波靖治氏。サファリラリーの優勝車両を前に、陣頭指揮を執ったサファリにおけるエピソードなどを披露した。

(文と写真=沼田 亨)

一日署長の大島麻衣さん(左)と一日副署長の小花さん(右)。婦警の制服をまとい、お約束の敬礼ポーズ。誰だ、「逮捕されたい」なんて言ってるのは?
第12回品川クラシックカーレビューイン港南 開催
パレードに出発しようという一日署長を集まった人々が取り囲む。ほとんど見えないが、クルマは1938年「ダットサン17型フェートン」。
第12回品川クラシックカーレビューイン港南 開催

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