【スペック】全長×全幅×全高=3995×1685×1460mm/ホイールベース=2470mm/重量=1210kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ+スーパーチャージャー(179ps/6200rpm、25.5kgm/2000-4500rpm)/価格=294万円(テスト車=334万9500円/LEDポジショニングランプ付きバイキセノンヘッドライト=12万6000円/RNS510 HDDナビゲーションシステム=28万3500円)

フォルクスワーゲン・ポロGTI(FF/7AT)【試乗速報】

むき出しのホットハッチ 2010.09.21 試乗記 フォルクスワーゲン・ポロGTI(FF/7AT)
……334万9500円

「ポロ」のスポーツモデル「GTI」が、待望の日本上陸。3代目となる新型に試乗して感じた、予想を超えた“アツさ”とは?

GTIは “ブランド”

愛すべき「ルポ」なき今、最も小さい“ゲー・テー・イー”が「ポロGTI」である。1976年の高性能「ゴルフ」に始まる「GTI」は“Grand Touring Injection”(電子制御燃料噴射のGT)の略と言われている。でも、海外のGTIファンサイトではいろんな解釈をされていておもしろい。“Get There Immediately”(すぐ着ける)、“Goes Totally Insane”(パーになる) 、“Great Time Investment”(すばらしき時間への投資)なんてのは傑作だ。フォルクスワーゲンラインナップのなかでもGTIはもはや“ブランド”で、それゆえ別格なのである。

新しいポロGTIのパワーユニットは、1.4リッターのツインチャージャー。基本は「ゴルフTSIハイライン」用と同じものだが、主にチップチューンにより160psから179psへとパワーアップを果たしている。過給エンジン、ましてやターボ&スーパーチャージャーの過給器“ダブルがけ”となると、電子制御による出力アップの伸びシロが大きいのもメリットだろう。先代のポロGTIは1.8リッターターボだったが、排気量はダウンサイジングしても、パワーでは29ps上回る。

もうひとつ新型ポロGTIのハイライトは、変速機が7段DSGになったことだ。今後、本国ではMTモデルの追加もありえるが、ゴルフGTIの例をみてもわかるとおり、AT王国の日本にMTが輸入されるとは考えにくい。これまでは“MTのみ”だったいちばん小さなGTIも、今度の代替わりで「DSGのクルマ」になったのである。なにしろこのツインクラッチ式自動MTは、足踏み式クラッチMTより加速も燃費もいいのだから手に負えない。


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L字型に配されたLEDポジショニングランプ付きバイキセノンヘッドライトは、オプション設定(12万6000円)。
L字型に配されたLEDポジショニングランプ付きバイキセノンヘッドライトは、オプション設定(12万6000円)。

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