ロータス、トヨタの社長にエリーゼ贈呈

2010.09.17 自動車ニュース

ロータス、豊田章男社長に「エリーゼ」をプレゼント

英ロータス・カーズは2010年9月17日、同社のスポーツカー「ロータス・エリーゼR」をトヨタ自動車社長に贈呈する「“LOTUS Elise 2ZZエンジンフィナーレ”贈呈レセプション」を開催した。

■1万5000台分のありがとう

2003年からトヨタ製エンジンの供給を受けてきた、英国のスポーツカーメーカー ロータス。このたび、その1.8リッター直4エンジン「2ZZ-GE」が生産終了を迎えるにあたって、このパワーユニットを搭載する最後の「ロータス・エリーゼR」が、トヨタ自動車 豊田社長に贈られることになった。

贈呈式の会場は、東京の英国大使館。「30年にわたるトヨタの協力には、大変感謝しています」とあいさつを切り出したロータスのダニー・バハーCEOは、「両社にとっての、ひとつの時代の終わりを記念したかった」と、式典の意義を説明した。ロータスがこの7年間に「2ZZ-GE」ユニットを使って生産した「エリーゼ/エキシージ」シリーズの総数は、2010年8月までで、1万4912台におよぶという。

「エリーゼR」のキーを受け取ったトヨタ自動車の豊田章男社長は、30年前にロータスのテストコースで初めてロータス車をドライブしたエピソードを紹介。「ヘアピンコーナーに手こずって、とても悔しかった。それがドライバーとしての自分の原点になっていると思います」とロータスに対する思いを語った。
昨2009年12月には、トヨタのテストコースで「エリーゼ」をドライブする機会があったそうで、同車を「運転することの楽しさをドライバーに提供してくれるクルマ」と評価。今回贈られた「エリーゼR」もトヨタ社内に開放し、役員全員がその走りを体験できるようにするとコメントした。

そんな両社の協力関係は、「この式典は新しい時代の幕開けでもある」とダニー・バハーCEOが評したとおり、ますます親密になるもよう。氏によれば、ロータスは今後、トヨタから新エンジンのみならず、テーラーメイドのトランスミッションをも提供してもらう計画もあるとのことで、「9月末に開幕するパリサロンのロータスブースにも、大いに期待してください」と目を輝かせた。

(webCG 関)

ロータスのダニー・バハーCEO。
ロータス、トヨタに「エリーゼ」をプレゼント
トヨタ自動車の豊田章男社長(写真右)は、「エリーゼR」のキーを受け取り満面の笑みを浮かべた。
ロータス、トヨタに「エリーゼ」をプレゼント
今回ロータスから豊田社長に贈られた「エリーゼR」。192ps、18.5kgmを発生するトヨタの1.8リッター直4ユニット「2ZZ-GE」を積む。日本市場では、2010年6月に1.6リッター直4「1ZR-FAE」を搭載するエントリーグレード「エリーゼ」が発売されたばかり。
ロータス、トヨタに「エリーゼ」をプレゼント
写真左から、デビッド・ウォレン駐日大使、ダニー・バハー ロータスCEO、豊田章男トヨタ自動車社長。
ロータス、トヨタに「エリーゼ」をプレゼント
儀式的に「エリーゼR」のエンジンをかけた豊田社長は、うれしさのあまり(?)英国大使館内を走行。まわりの関係者をわかせた。
ロータス、トヨタに「エリーゼ」をプレゼント

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