【スペック】全長×全幅×全高=4635×1720×1820mm/ホイールベース=2825mm/車重=1650kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブ(158ps/6200rpm、20.0kgm/4400rpm)/価格=312万円(テスト車=364万9200円)

トヨタ・ノアSi G's バージョン・エッジ 8人乗り(FF/CVT)【試乗記】

やるな トヨタ 2010.09.16 試乗記 トヨタ・ノアSi G's バージョン・エッジ 8人乗り(FF/CVT)
……364万9200円

「操る楽しさ」を掲げるミニバン、「ノア G's」に試乗。ベースモデルの親しみやすさと、G'sらしい走りへのこだわりは、どんなレベルで融合した?

メーカー純正チューンドカー

ミニバンの走りが退屈だったのは、もはや昔のハナシ。「低重心プラットフォームによる、安心・快適で質の高い走り」(日産エルグランド)、「統一感のあるリニアなドライビングフィール」(マツダ・プレマシー)といった具合に、いまや多くの新車が走りの良さを売りものにしている。そして実際に運転してみても、それなりに“手ごたえ”を感じさせるクルマが増えた。これじゃあ、スポーツセダンの立つ瀬なしってもんである。

そんな中でも「ノア」と「ヴォクシー」のG's(G SPORTS)は、その成り立ちが非常にユニークだ。クイックな操舵(そうだ)感を実現したければ、スプリングとダンパーを締め上げて、スタビライザーを強化して、グリップ力の高いタイヤを装着するのがなによりの近道。
しかしノア/ヴォクシーでは、なんとフロントドア開口部や床下のスポット溶接を増設するところまで立ち戻っている。しかる後にノーマル比で約30mmダウンの専用ローダウンサスペンションを装着するという、ラリーカーもかくやの凝った内容なのだ。

さらに今回試乗した、よりチューニング度の高い「バージョン・エッジ」という仕様では、サスペンションとタイヤの性能をフルに引き出すためにフロアの前後に補強材が装着され、同時に走行安定性の改善を目的にフロア下にさまざまな空力パーツが追加されている。ミニバンにかぎらず、ここまでこだわった量産車はそうあるものではない。

もっとも、ここまでイジってしまうと、ミニバンにおける主役の快適性は保たれているのか、ちょっと心配になる。ミニバンにおける主役とは、ドライバー以外の乗員たちのことだ。


トヨタ・ノアSi G's バージョン・エッジ 8人乗り(FF/CVT)【試乗記】の画像
こちらはオプションの、215/45R18タイヤ(ブリヂストンPOTENZA RE050)と赤ラインの入ったG's専用アルミホイール(セットで2万8350円)。
こちらはオプションの、215/45R18タイヤ(ブリヂストンPOTENZA RE050)と赤ラインの入ったG's専用アルミホイール(セットで2万8350円)。
外観は、G's専用のフロント/リアバンパー、フロントグリル、LEDイルミネーションビーム、リアデュアルスポーツマフラー、ボディストライプなどでドレスアップ。
外観は、G's専用のフロント/リアバンパー、フロントグリル、LEDイルミネーションビーム、リアデュアルスポーツマフラー、ボディストライプなどでドレスアップ。

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