【スペック】全長×全幅×全高=4210×1695×1715mm/ホイールベース=2740mm/車重=1280kg/駆動方式=FF/1.5リッター直4SOHC16バルブ(118ps/6600rpm、14.7kgm/4800rpm)/価格=178万8000円(テスト車=214万5000円)

ホンダ・フリードスパイク Gジャストセレクション(FF/CVT)【ブリーフテスト】

ホンダ・フリードスパイク Gジャストセレクション(FF/CVT) 2010.09.09 試乗記 ……214万5000円
総合評価……★★★

「クルマで遊ぶ」ではなく「遊びにクルマを使う」時代? 使えて遊べるを目指したという「フリードスパイク」に試乗した。

クルマは主役から脇役に?

早いもので、ベース車両の「フリード」はデビューしてから2年あまりが経過した。その人気はとても堅調に推移しており、2010年の上半期は4万2559台が売れた(自販連調べ)。この数字は新車乗用車販売ランキングで8位に位置し、人気ミニバンの第1集団に入っているのはもちろん、Bセグメントの人気車種である「日産ノート」や「マツダ・デミオ」をしのいでいる。

生活に対する今日的なバランス感覚を形にしたのが「フリード」ならば、「フリード スパイク」は遊びや余暇に対する今日的な感覚を形にしたクルマと言うべきか。かつてクルマ好きは、スポーツカーやスペシャリティカーなどでドライブに行ったりと、あくまで“クルマで遊んだ”もの。しかし「フリード スパイク」は、ジョギングやサイクリングやキャンプなど、いろいろな“遊びにクルマを使おう”と呼びかけている。レジャーにおいて、クルマは主役から脇役に回ったわけだ。

しかしこれもまた時代の支持を集め、発売から1カ月弱で月販目標(2500台)の4倍の1万台を超えた。ホンダによれば、購入層は「子離れ世代の男性ユーザーが約40%、独身男性ユーザーが約20%」と言う。この好調は車中泊ブームが追い風になっているという分析も見かけたが、だとすると「フリード スパイク」はひとりになりたいオトコをひきつけるフェロモンを放っているのか? 20年前なら、ひとりになりたいオトコはバイクに乗ったものだが……。時代は変わったものだ。


ホンダ・フリードスパイク Gジャストセレクション(FF/CVT)【ブリーフテスト】の画像
フリードと同じ「前傾ヒンジフロントドア」は、ドアの上の方が広く開き、狭い場所でも乗り降りがしやすい。
フリードと同じ「前傾ヒンジフロントドア」は、ドアの上の方が広く開き、狭い場所でも乗り降りがしやすい。

ホンダ・フリードスパイク Gジャストセレクション(FF/CVT)【ブリーフテスト】の画像

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