「NSX 20th Festival Motegi」開催

2010.09.06 自動車ニュース
参加者全員で記念撮影。
「NSX 20th Festival Motegi 2010」開催

NSX生誕20周年を聖地で祝った 〜「NSX 20th Festival Motegi 2010」開催

2010年9月5日、栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」で「NSX 20th Festival Motegi 2010」が開かれた。

「NSX」好きの間では「クーペ」と呼ばれる基本モデルの初期型、しかもノーマルと思しき参加車両。フロントが205/50ZR15、リアが225/50ZR16という、今日の標準からするとハイトの高いタイヤを履く。
「NSX」好きの間では「クーペ」と呼ばれる基本モデルの初期型、しかもノーマルと思しき参加車両。フロントが205/50ZR15、リアが225/50ZR16という、今日の標準からするとハイトの高いタイヤを履く。
特別色のきれいなブルーに塗られた1998年式「タイプS」。ほぼフルオリジナルで、コンディションもすばらしい。
特別色のきれいなブルーに塗られた1998年式「タイプS」。ほぼフルオリジナルで、コンディションもすばらしい。
ブリスターフェンダーに巨大なウイングとディフューザーなど、派手にカスタマイズされた1台。ベースは最初期型である1990年式という。
ブリスターフェンダーに巨大なウイングとディフューザーなど、派手にカスタマイズされた1台。ベースは最初期型である1990年式という。

■100台のNSX集合

ポルシェやフェラーリの牙城に迫る国産初の本格的なスーパースポーツとして「ホンダNSX」がデビューしたのは、今からちょうど20年をさかのぼる1990年のことである。そのNSXの生誕20周年を祝うオーナーズミーティング「NSX 20th Festival Motegi 2010」が、鈴鹿サーキットと並ぶホンダファンの聖地である「ツインリンクもてぎ」で開催された。

クラブに所属していないからとか、オーナーになって日が浅いからといった理由で、従来のイベントには敷居の高さを感じていたような人々にも広く参加してもらいたいとの主旨から、今回の参加規定は「NSXオーナーなら誰でもOK」という至極ゆるやかなもの。当日は最初期型から後期型、そしてフルノーマルから派手なモディファイが施されたモデルまで、約100台のNSXが全国から集まった。

プログラムは西ショートコースにおける、主催者が用意したNSX各モデルの試乗およびオーナー自らの車両による体験走行を中心に、プロカメラマンによる愛車撮影会、ホンダの「NSXリフレッシュプラン」担当者による「NSXなんでも相談室」、そして開発関係者による講演会などである。

生産終了となる2005年までに日本国内で販売されたNSXは約7400台だそうだが、そのうちおよそ6400台が残存しているという。約86%という残存率は、大切にされるケースが多い高価格車のなかでも、相当に高い数字と思われる。
これはNSXをこよなく愛すオーナーと、長く乗り続けたいという彼らの声に応えて、生産終了後もメーカーによるメンテナンスワークである「リフレッシュプラン」やタイヤを含む純正パーツの供給をきちんと継続しているホンダの、お互いの信頼関係があってこその結果であろう。
そう考えると、今回の生誕20周年記念ミーティングは双方にとってめでたい節目ではあるが、いっぽうでは今後も続くであろう長い道のりの、ひとつの通過点にすぎないのかもしれない。

(文と写真=沼田 亨)

フェラー……ではありません。ベースとなったのは、脱着式のタルガトップを持つ「タイプT」のAT仕様。
フェラー……ではありません。ベースとなったのは、脱着式のタルガトップを持つ「タイプT」のAT仕様。
西ショートコースでは2002年式の「タイプR」、「タイプS」などの試乗が実施された。
西ショートコースでは2002年式の「タイプR」、「タイプS」などの試乗が実施された。
講演会に登壇したのは、NSXオーナーにとってカリスマ的存在である初代LPL(開発責任者)の上原繁氏(中央)、2代目LPLの尾崎俊三郎氏(左)、販売チームリーダーを務めた渡邊一(まさる)氏(右)の3名。
講演会に登壇したのは、NSXオーナーにとってカリスマ的存在である初代LPL(開発責任者)の上原繁氏(中央)、2代目LPLの尾崎俊三郎氏(左)、販売チームリーダーを務めた渡邊一(まさる)氏(右)の3名。

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