【スペック】全長×全幅×全高=4365×1835×1635mm/ホイールベース=2615mm/車重=1540kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(156ps/6000rpm、24.5kgm/1400-3500rpm)/価格=339.0万円(テスト車=同じ)

プジョー3008プレミアム(FF/6AT)【試乗記】

背は高くともプジョー 2010.08.19 試乗記 プジョー3008プレミアム(FF/6AT)
……339.0万円


2010年6月に日本に導入された、プジョー初のクロスオーバー「3008」。個性の強さを身上とする、4けたプジョーのニューモデルはどんなクルマ? ベーシックグレード「プレミアム」を試した。

端正なモノフォルム

新しい「プジョー3008」、おしゃれで快活なライフスタイルを象徴するクロスオーバー車として、たぶん今ならピカイチだろう。ちょっとたくましい姿だから、かなりの悪路や雪道も平気で踏み越えられるが(ただし4WD仕様はない)、実際には颯爽(さっそう)と行動したい都会派にぴったりだったりする。

それにしても、アメリカから生まれて日本経由で最近ヨーロッパにまで伝染した「クロスオーバー」という呼び名は、けっこう解釈があいまいだ。まず快適な乗用車として合格で、ワゴンの便利さとSUVらしい多用途性も誇り、必要とあらばGTさながらの走りも可能という「なんでもあり」で、従来のどのカテゴリーに当てはめたらいいかわからないから、仕方なく付けた名称なのだ。クイズ番組で歴史とか文学とかの分類と別にノンセクションというのがあるが、それに似ている。

そんな3008でまず印象に刺さるのは、ツルッと滑らかな面にほどほどの緊張感も漂わせた外観だろう。最近のプジョーを特徴付けている獅子頭みたいなフロントのデザインも、セダンやクーペ系よりバランス良くまとまっている。遠くから眺めるとコンパクトなのに、全高が1.6m以上もあるため(残念ながら、たいていの機械式立体駐車場には入れない)、近寄ってみるとなかなかのボリューム感と迫力だ。

ノーズに収まる1.6リッター直噴ターボは、欧州の排出ガス基準「EURO5」に適合する新世代ユニット。これに6ATが組み合わされ、10・15モード燃費は10.6km/リッターをマークする。
ノーズに収まる1.6リッター直噴ターボは、欧州の排出ガス基準「EURO5」に適合する新世代ユニット。これに6ATが組み合わされ、10・15モード燃費は10.6km/リッターをマークする。
「308ハッチバック」より120mm高い全高や前後に備わるステンレス製アンダーガードが、SUV風の雰囲気を醸し出す。
「308ハッチバック」より120mm高い全高や前後に備わるステンレス製アンダーガードが、SUV風の雰囲気を醸し出す。

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