【スペック】全長×全幅×全高=4110×1789×1561mm/ホイールベース=2595mm/車重=1455kg/駆動方式=4WD/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(184ps/5500rpm、24.5kgm/1600-5000rpm)(欧州仕様車)

MINIクーパーS クロスオーバーALL4(4WD/6MT)【海外試乗記】

大きくても“MINI” 2010.08.18 試乗記 MINIクーパーS クロスオーバーALL4(4WD/6MT)

MINIシリーズで初めて、フルタイム4WDと4枚ドアを手に入れたニューモデル「MINIクロスオーバー」に、ドイツで先行試乗。“らしくない”外観だが、果たしてその走りは……。

抵抗はあったけれど

日本以外の世界では、これまた伝統の名である「MINIカントリーマン」として販売される、この「MINIクロスオーバー」。その一番の理由は商標登録の問題なのだが、最終的にこの名でいこうとなったのは、クルマの特質がよりダイレクトに伝わりやすいだろうという思いもあったという。その特質とはすなわち、MINI特有のコンセプトとSUVの魅力を結びつけた存在ということである。

それにしても、実際に目の前に置いてみるとこのMINIクロスオーバー、結構ボリュームがある。全長4110mm×全幅1789mm×全高1561mmというサイズは、もはや“ミニ”と呼ぶのがためらわれる感もある。しかしながら実のところ、試乗車として用意された「クーパーS ALL4」の6段MT仕様で2日間にわたって走り回った後には、やはりこれはMINI以外の何物でもないなと納得させられてしまったのだった。

なによりその外観は、誰の目にもミニ一族の一員であることを瞬時に理解させるもの。正直、丸くない目玉には今なお抵抗を覚えるが、それでも全体に漂う雰囲気は明らかにMINI。これだけのサイズで4ドア。しかもSUVテイストというまったく新しいものでもしっかりMINIに見せるツボを、彼らは心得ている。個人的には抵抗を覚えつつ、でもやっぱりMINI以外の何物でもないんだよなぁ……と、認めざるを得ないという感じだ。

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