【スペック】全長×全幅×全高=4635×1790×1700mm/ホイールベース=2630mm/車重=1690kg/駆動方式=4WD/2リッター直4DOHC16バルブターボディーゼル(173ps/3750rpm、36.7kgm/2000rpm)/価格=313万9500円(テスト車=361万2000円/バックビューモニター+カーウイングスナビゲーションシステム+サイドブラインドモニター+ステアリングスイッチ=35万7000円/ブリリアントホワイトパール(特別塗装色)=4万2000円/Sパック=7万3500円)

日産エクストレイル20GT(4WD/6AT)【試乗記】

もうセダンには戻れない 2010.08.09 試乗記 日産エクストレイル20GT(4WD/6AT)
……361万2000円

マイナーチェンジに伴い、ディーゼルモデルに待望のATが加わった「エクストレイル」。街中での試乗で感じたのは……。

6AT仕様の追加が目玉

発表から丸3年を目前にして、「エクストレイル」が2010年7月にマイナーチェンジを受けた。フロントグリルとヘッドランプのデザインが変わって顔つきが“ラギッド”になり、インテリアもシートの素材が見直され、燃費や航続距離が表示される情報ディスプレイがメーターパネルに追加されるなど、ひととおりの変更がボディの内外に施されている。

その中でも最大の見どころは、2リッター直4ディーゼルエンジンを搭載する「20GT」に、6段ATを搭載するモデルが加わったことだろう。このエンジンは日本の「ポスト新長期」排出ガス規制に世界で初めて適合したディーゼルとして、エコカーといえばハイブリッド一色の日本でもそれなりに話題になった。しかし6段MTしか用意されなかったことが災いしたのか、最近は存在感が薄れていたことは否めない。日産にとっては、このATモデルの発売で、ようやく日本における“クリーンディーゼル元年”になったのではないだろうか。

トルクコンバーターが付けば、トルクの増幅作用が期待できる。そうなると当然ドライブフィールが変わってくると思われるが、エンジン自体のスペックは、MTとATで違いはない。どちらも173ps/3750rpmと36.7kgm/2000rpmである。車重の差は30kg。燃費についてはカタログの10・15モード値で比較すると、6MTが15.2km/リッターであるのに対して6ATは14.2km/リッターと、約7%悪化している(JC08モードだと約3%の悪化にとどまる)。車両価格は5万2500円高の313万9500円。

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