【スペック】全長×全幅×全高=4430×1770×1520mm/ホイールベース=2620mm/車重=1300kg/駆動方式=FF/1.5リッター水平対向4DOHC16バルブ(110ps/6400rpm、14.7kgm/3200rpm)/価格=183万7500円(テスト車=210万円/オーディオ一体型HDDナビゲーションシステム=26万2500円)

スバル・インプレッサXV(FF/4AT)【試乗記】

失ったものは何もない 2010.08.06 試乗記 スバル・インプレッサXV(FF/4AT)
……210万円

インプレッサシリーズの派生モデルとして2010年6月に追加された「インプレッサXV」。SUV風の外観を特徴とする同モデルは、乗るとどうなのか? 売れセンの1.5リッター・FFモデルを試した。

いわゆるオプティカルチューン

前後フェンダーをはじめとする、クルマの周囲をぐるりと取り囲むように取り付けられたあえてブラックのままの樹脂製パーツや、存在を主張するラダータイプのルーフレールなどでコーディネートされたエクステリアを見れば、「インプレッサXV」のコンセプト、おおむね理解できるだろう。かつて「レガシィツーリングワゴン」にSUV的なテイストを付け加えた「レガシィグランドワゴン」を世に問うたスバルは、インプレッサでまた同じことをしようとしているわけである。名前の「XV」も、“X”はCrossover、“V”はVehicleの意というから、まさにそのままだ。

とは言いつつ、車高アップやオールシーズンタイヤの採用、さらには当然の前提としての4WDなどによって走破性に関してもこだわりを見せたレガシィグランドワゴンから現在のアウトバックに至る系譜とは違って、インプレッサXVのベース車からの変更点は主に見た目の面に終始している。最低地上高は変わっておらず、タイヤもいわゆるサマータイヤ。4WDだけでなくFFも用意されている。要するに“なんちゃってSUV”的な、もっと軽いノリのモデルなのだ。今回の試乗車も、まさにそれである。

外観は案外よくまとまっている。すっぴんの5ドアは正直ちょっと線が細い感じもするが、「XV」は全体に力強さが増していて貧相に思わせない。効果的なのはサイドまで大きく回り込んだリアスポイラー。これがDピラーをガッシリ骨太に見せ、だからこそ下半身のボリュームアップもまた映えているのだと思う。その分、タイヤが小さく見えるのはいかんともしがたいところではあるが。

専用デザインのバンパー、フロントグリル、ルーフレール、ウレタン製ホイールアーチなどが採用されている。
スバル・インプレッサXV(FF/4AT)【短評】
オーバーフェンダー装着により全幅は標準「インプレッサ」より30mm拡大し、1770mmとなる。
スバル・インプレッサXV(FF/4AT)【短評】
車高がアップしているかと思いきや、最低地上高は標準「インプレッサ」と変わらない。
スバル・インプレッサXV(FF/4AT)【短評】

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