独アウディ、A7スポーツバックを発表

2010.08.05 自動車ニュース

独アウディ、新型5ドアクーペ「A7スポーツバック」を発表

独アウディ、新型5ドアクーペ「A7スポーツバック」を発表

独アウディは、“5ドアクーペ”をうたうニューモデル「A7スポーツバック」を発表した。

■クーペ、セダン、ワゴンを融合

ヨーロッパで2010年秋に発売予定の「A7スポーツバック」は、2004年に誕生した「A3スポーツバック」、2009年デビューの「A5スポーツバック」に続く、「スポーツバック」シリーズの新作だ。5枚のドアを持つボディは、A5スポーツバック同様、クーペを連想させるファストバックスタイルに仕上がっている。

全高は約5mの全長の割には低めに設定される。ディメンションは、全長×全幅×全高=4970×1910×1420mm。A5スポーツバックと比べると、全長が260mm長く、全幅は55mm広く、全高は30mm高い。メーカーはA7スポーツバックを、「クーペの優雅さとセダンの快適性、そしてステーションワゴンの実用性を兼ね備えた5ドアクーペ」と謳う。

大きな開口部もつ5ドアモデルは、その構造上、ノイズ面で不利となりやすいとされるが、そのあたりはしっかり対策が施されているようで、A7スポーツバックでは高速走行時においても、きわめて高い静粛性が保たれるというのがメーカーの主張だ。一方、トランクルーム容量は、後席使用時で535リッター、後席収納時は1390リッターが確保されており、高い使い勝手を誇る。

■数々の先進安全デバイス

パワーユニットは、ガソリンが「2.8FSI」と「3.0TFSI」の2モデル、ディーゼルは出力の異なる2タイプの「3.0TDI」が設定される。ガソリンの2ユニットは、いずれも可変バルブリフト機構「アウディバルブリフト」を備えた新世代エンジンだ。吸気バルブのリフト量を必要に応じて変えて、吸気量を最適化するこのシステムは、スロットルロスを低減させ、燃焼効率を向上させ、トルクの増強と低燃費化に貢献する。

スペックは、「2.8FSI」が最高出力204hp、最大トルク28.6kgm、「3.0TFSI」は最高出力300hp、最大トルク44.9kgm。いずれも既存の「A6」シリーズの「2.8FSI」と「3.0TFSI」を凌ぐスペックを獲得している。なおトランスミッションは、FFモデルはCVT、クワトロモデルは7速Sトロニックが組み合わされる。

装備は、「A8」と同様、人間工学に基づくデザインによりさらなる利便性向上が図られた最新の「MMI(マルチメディアインターフェイス)」をはじめ、ベンチレーションとマッサージ機能を備えたフロントシート、LEDを用いたアンビエントライトシステムなどの豪華装備が採用される。

また、車線変更時に危険を察知した場合にドライバーに注意を促す「アウディ サイド アシスト」、追突リスクがある際に、ブレーキ圧を自動的に高めたり、シートベルトを自動で巻き上げる「アウディ プリセンス システム」、停止や低速追従にも対応する「アダプティブ クルーズ コントロール」など、ドライバーの運転負荷を軽減する数々の安全装備が設定される。

A7スポーツバックのヨーロッパでの現地価格は、5万1600ユーロ(約584万円)からとなっている。

(webCG 曽宮)

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