【スペック】全長×全幅×全高=4370×1750×1385mm/ホイールベース=2660mm/車重=1410kg/駆動方式=FR/2リッター直4DOHC16バルブ(170ps/6700rpm、21.4kgm/4250rpm)/価格=385万円(テスト車=476万8000円)

BMW120iクーペ(FR/6AT)【試乗記】

出色の出来栄え 2010.08.05 試乗記 BMW120iクーペ(FR/6AT)
……476万8000円


燃費性能を向上した2リッター直4エンジン搭載モデルが1シリーズクーペに登場。コンパクトボディとの相性を試す。

身分相応のモデル

数年前からBMWが提唱してきたスローガン「Efficient Dynamics(エフィシェント・ダイナミクス)」。最初はピンとこなかったこの言葉が、今春になって一気に現実味を帯びてきた。
「マイクロ・ハイブリッド・テクノロジー」と名づけたエネルギー回生システムを多くの車種に搭載し、MTやDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)にはアイドリングストップも装備。3/5シリーズにはエコカー減税認定車が登場した。国産車に対する反撃のようにも受け取れる。

そのなかで個人的に興味を持ったのは、BMWでは脇役に追いやられがちな直列4気筒エンジンの刷新だ。1.6/2リッターともに最大200気圧の直噴システムとリーンバーン方式を導入して、2リッターでは170ps/6700rpm、21.4kgm/4250rpmという平均以上の性能を手にしながら、「120iハッチバック」で25%、「320iセダン」ではなんと45%の燃費アップを実現している。しかもインポーターはこのエンジンを楽しんでもらおうと、コンパクトなクーペボディとの組み合わせを用意した。これが「120iクーペ」だ。いままで1シリーズクーペは3リッター直列6気筒ターボを積んだ「135i」しかなかった。ようやく身分相応の心臓を持つモデルが登場したともいえる。

白いボディは見慣れた1シリーズクーペなので、オプションの赤いレザーインテリアが目を引くキャビンに乗り込み、早速走り始めた。数分後に頭に浮かんだのは「出色の出来」という古典的な褒め言葉だった。


BMW120iクーペ(FR/6AT)【試乗記】の画像

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135iクーペとの外観の違いは、フロントフォグランプや、マットクローム仕上げのエキゾーストテールパイプが装備されること。
135iクーペとの外観の違いは、フロントフォグランプや、マットクローム仕上げのエキゾーストテールパイプが装備されること。

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