【スペック】全長×全幅×全高=4854×1904×1720mm/ホイールベース=2919mm/車重=1648kg/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ+スーパーチャージャー(150ps/5800rpm、24.5kgm/1750-4000rpm)(欧州仕様車)

フォルクスワーゲン・シャラン1.4TSIブルーモーション(FF/6AT)【海外試乗記】

存在感よりスマートさ 2010.07.23 試乗記 フォルクスワーゲン・シャラン1.4TSIブルーモーション(FF/6AT)
再び日本上陸をうかがうフォルクスワーゲンのMPV「シャラン」。1.4リッターターボエンジンを搭載した新型に、ドイツ・ミュンヘンで試乗した。

2.8リッターが半分に

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンが、2011年、新型「シャラン」の導入を予定している。シャランといえば、日本でも初代が1997年から1999年まで販売され、見かけによらずダイナミックな走りっぷりが印象的だった。そんな快速のミニバンが、10年以上のブランクを経て日本再上陸を狙っているということで、ひとあし先にドイツでその実力を試してきた。

2000年以降、2度のマイナーチェンジを実施し、そして2010年にフルモデルチェンジにより3代目へと進化したシャランは、旧型よりも全長で約230mm、全幅で約90mm大きなボディを手に入れた。全長4854mm×全幅1904mm×全高1720mmというサイズは、日本ではLクラスミニバン、すなわち「トヨタ・アルファード」や「日産エルグランド」と張り合うものだ。ただ、この2台に比べると全高が控えめで、遠目にはゴルフと間違えそうなフロントマスクが与えられたこともあって、見た目の印象はライバルとは大きく異なる。押し出しがあまり強くないかわりに、漂うさわやかな雰囲気が、なんともフォルクスワーゲンらしい。

フォルクスワーゲンらしさという意味では、搭載されるエンジンもユニークだ。排気量を小さくして低燃費化を図る“ダウンサイジングコンセプト”はこのシャランでも例外ではなく、これだけ立派なボディに、1.4リッターのガソリンエンジンを搭載するのは驚きだ。
「1.4 TSI」と呼ばれるエンジンは、日本でもおなじみのターボ&スーパーチャージャーを備えた直噴エンジンで、日本導入の最有力候補になっている。かつて販売されていたシャランには、2.8リッターV6が搭載されていたから、それに比べると排気量は半分。これはタダゴトではない!

 
フォルクスワーゲン・シャラン1.4TSIブルーモーション(FF/6AT)【海外試乗記】の画像
新型では両側スライドドアが採用され、使いやすさがアップ。さらにオプションで電動式を選ぶことも可能。
新型では両側スライドドアが採用され、使いやすさがアップ。さらにオプションで電動式を選ぶことも可能。
 
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