【スペック】WRX STI:全長×全幅×全高=4580×1795×1470mm/ホイールベース=2625mm/車重=1480kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4DOHC16バルブターボ・インタークーラー付き(308ps/6400rpm、43.0kgm/4400rpm)/価格=373万8000円(テスト車=412万6500円/BBS製18インチ鍛造アルミホイール+レカロ製バケットタイプフロントシート=38万8500円)

スバル・インプレッサWRX STI 4ドア/WRX STI A-Line 4ドア【試乗記】

自由なセダン 2010.07.21 試乗記 スバル・インプレッサWRX STI 4ドア(4WD/6MT)/WRX STI A-Line 4ドア(4WD/5AT)
……412万6500円/373万8000円

ハッチバックのハイパフォーマー「スバル・インプレッサWRX STI」に、トランク付きの4ドアセダン版が誕生。どんな走りを見せるのか?

似てるようで似てない双子

「スバル・インプレッサWRX STI」が3年目のマイナーチェンジを迎え、ラインナップに4ドア仕様が加えられた。水平対向4気筒エンジンやフルタイム4WDをはじめとする基本構成に変わりはないが、快適性や走る楽しさを追求して、細部には更なるファインチューンを施したという。

主な改良点を上げると、ロワアームやサスペンションメンバーに使われているピロボールブッシュは、操縦安定性に効く横方向の剛性が上げられるとともに、乗り心地を考慮して前後方向の動きには緩やかに対処するよう変更。スプリング/スタビライザー/ダンパーなども微妙にレートが見直され、車高は5mmローダウン、重心高も下げられた。また18インチのBBS製鍛造アルミホイール(オプション)は、ブラック仕上げとなった。タイヤサイズは前後同じで、245/40R18だ。

今回試乗したのは、4ドアの2リッターモデル(6段MT)と同2.5リッターモデル(5段AT)の「A-Line」。性格の異なる2車種である。

まずATの「A-Line」から。「WRX STI」はもちろんインプレッサのなかでも硬派中の硬派ではあるが、先に出たハッチバックモデルでは、実際に売れているのはAT仕様のほうなのだ。排気量も少し大きくしてあり、たっぷりしたトルクでもって、楽チンな2ペダルで流せる。
レッドゾーンは6800rpmからだが、実際加速していくと、6000rpmを少し超えるあたりで自動的にシフトアップしてしまう。また、マニュアル操作によるシフトダウンができるのは4000rpm以下、キックダウンは3000rpm以下に限られてしまうので、少し元気に走るにしても、現実には3000-5000rpmの範囲で間に合ってしまう。
それでも、速度計は結構な数字に達する。競技に出るわけでもないし、一般道でぎりぎりにコーナーを攻めるわけでもなかろうから、瞬時の追い越しなどで加速を楽しむぶんには、むしろ非常に具合がいい。

オプションのBBS製鍛造アルミホイールは、「ブラックハイラスター仕上げ」。ノーマルもサイズは同じ、18インチだ。
オプションのBBS製鍛造アルミホイールは、「ブラックハイラスター仕上げ」。ノーマルもサイズは同じ、18インチだ。
ATモデル「A-Line」の2.5リッターエンジン。数値はMTモデルに一歩ゆずるものの、300psと35.7kgmを発生する。
ATモデル「A-Line」の2.5リッターエンジン。数値はMTモデルに一歩ゆずるものの、300psと35.7kgmを発生する。

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