【スペック】BMW320iクーペ:全長×全幅×全高=4610×1780×1400mm/ホイールベース=2760mm/車重=1490kg/駆動方式=FR/2リッター直4DOHC16バルブ(170ps/6700rpm、21.4kgm/4250rpm)/価格=468万円(テスト車=571万3000円/M Sportsパッケージ=48万円/アームレストの分割スライド機能=2万6000円/電動ガラスサンルーフ=17万円/LEDライトエレメント=4万4000円/ダコタレザー=31万3000円)

BMW&MINI新エンジン試乗会(BMW320iクーペ/135iクーペ、MINI ONE/クーパーSクラブマン)【試乗記】

ゴールは同じ 2010.07.16 試乗記 BMW&MINI新エンジン試乗会(BMW320iクーペ/135iクーペ、MINI ONE/クーパーSクラブマン)

環境性能を高めた新エンジン導入が続くBMW、MINI。燃費は向上したというが、その走りは変わったのか?

燃費大幅アップの勘所

2010年5月、相次いで発表されたBMWとMINIの新しいラインナップにあぜんとした。ほとんどのモデルの燃費が大幅にアップしているのだ。マニュアル仕様の「320iセダン」なんて、10・15モード燃費が12.8km/リッターから18.4km/リッターにジャンプアップ! その伸び率、なんと43.8%だ。これはタダゴトではない。

BMWといえば「駆け抜ける歓び」というフレーズが有名だが、最近は、走りの楽しさを失うことなく燃費向上を目指す「EfficientDynamics(エフィシェント・ダイナミクス)」を掲げているのはご存じのとおり。一方のMINIも、「MINIMALISM(ミニマリズム)」をテーマに、スポーティな走りと環境性能の両立を目指している。言葉は違うが、もちろんゴールは同じというわけだ。

燃費向上のためのアプローチとしては、パワートレインの効率を高める一方、車両全体のエネルギー消費を抑えるというのが常とう手段だ。BMWやMINIも、エンジンの直噴化や無段階可変バルブ制御の「バルブトロニック」、マニュアルベースのDCT(ダブル・クラッチ・トランスミッション)によりパワートレインを高効率化。これに加えて、アイドリングストップ(MTまたはDCT搭載車)をはじめ、電動パワーステアリング、エネルギー回生システム(充電制御システム)など、さまざまな技術を積み重ねることにより、低燃費を実現する。

 
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「320i」のMT車、そして「M3」にもアイドリングストップ機構が与えられた。
「320i」のMT車、そして「M3」にもアイドリングストップ機構が与えられた。
「320iクーペ」の2リッターエンジン。直噴+リーンバーンを採用し、前モデルより約10%の出力アップを果たしながら、燃費は向上させた。
「320iクーペ」の2リッターエンジン。直噴+リーンバーンを採用し、前モデルより約10%の出力アップを果たしながら、燃費は向上させた。

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