ボルボ、新型ワゴンV60を発表

2010.07.06 自動車ニュース

ボルボ、新型ワゴン「V60」を発表

ボルボは2010年7月5日、新型ワゴン「V60」の概要を発表した。

「V60」は、その名が示すとおり、ボルボの「V70」と「V50」の間を埋める、ミドルクラスの新型ワゴンだ。

先に世に出たクロスオーバー「XC60」やセダン「S60」とともに、ボルボのなかで最もスポーティな“60シリーズ”を構成する――という説明のとおり、エクステリアは、スリムなルーフラインが自慢。リアのラゲッジスペース(430リッター)を確保しながら、可能な限りクーペらしいスタイリッシュなデザインとした。
プレスリリースには「従来のワゴンと争うものではない」との言葉も躍り、より広い荷室を必要とするユーザーには「V70」や「XC70」もある、とする割り切りようである。

ただし、「このクラスの“スポーツワゴン”を求めるドライバーは、デザインや走りに対して妥協がなく、大変な目利き」というのがボルボの見解で、「V60」では、インテリアの質を高めることや、安全装備の充実にも力が注がれたという。

シャシーは、欧州市場向けの「ダイナミック」と、欧州以外のやや道路事情が厳しい地域に向けて、サスペンションのダンパーやサブフレームをよりソフトな仕様とした「ツーリング」の2種類が用意される。
エンジンは、ガソリンが3リッター直6(304hp、44.9kgm)を筆頭に、2リッターと1.6リッターの直4が2種類ずつラインナップ。全て直噴ターボとなる。ディーゼルは2.4リッターと2リッターの直5、1.6リッターの直4が並ぶ。

安全面では、新開発の進角センサーを備えるアドバンスドスタビリティコントロールや、トラクションコントロールのほかに、「歩行者検知機能付きフルオートブレーキシステム」も用意。これは、すでにセダン「S60」にも採用されている先進安全技術で、レーザーセンサーとカメラを使って歩行者を検知、35km/h以下なら衝突が避けられるというものだ。

かような「ボルボV60」は、2010年秋に発売される予定。年間約5万台が本国スウェーデンで生産され、その90%以上は欧州市場に供給される見込みだという。

(webCG 関)

「ボルボV60」
「ボルボV60」
スポーティなデザインを主張する新型ワゴン「V60」。ヘッドランプからリアランプへとつながるショルダーラインが特徴的。
スポーティなデザインを主張する新型ワゴン「V60」。ヘッドランプからリアランプへとつながるショルダーラインが特徴的。
リアシートは、4:2:4の分割可倒式。もちろん、フルフラットにもできる。
リアシートは、4:2:4の分割可倒式。もちろん、フルフラットにもできる。
ボルボ、新型ワゴンV60を発表の画像

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

V60の他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • マツダ・アテンザワゴンXD Lパッケージ(FF/6AT)【試乗記】 2016.11.10 試乗記 デビューからおよそ4年がたち、マツダのフラッグシップモデル「アテンザ」にマイナーチェンジが施された。“人間中心の開発哲学”に基づき最新の技術を投入したという、改良版の仕上がりやいかに? ディーゼルのワゴンモデルで確かめた。
  • ボルボV90クロスカントリー 2016.9.28 画像・写真 スウェーデンのボルボはパリモーターショー2016(プレスデー:2016年9月29日~9月30日、一般公開日:10月1日~10月16日)で「V90クロスカントリー」を公開する予定。その姿を画像で紹介する。
  • 「スバル・インプレッサ」の1.6リッターエンジン搭載グレード発売 2016.11.28 自動車ニュース 富士重工業は2016年11月28日、新型「スバル・インプレッサ」の1.6リッターエンジン搭載グレード「1.6i-L EyeSight」を同年12月20日に発売すると発表した。最高出力は115ps、最大トルクは15.1kgmで、トランスミッションにはCVTを採用する。
  • ホンダNSX(4WD/9AT)【試乗記】 2016.12.1 試乗記 初代の生産終了から10年あまりの時を経て、ようやく現実のものとなった新型「NSX」。ホンダ渾身(こんしん)のハイブリッド・スーパースポーツの走りと、それを支える技術的ハイライトについて詳しく報告する。
  • トヨタC-HRプロトタイプ【試乗記】 2016.11.14 試乗記 成長著しいコンパクトSUV市場に、トヨタが満を持して送り出すニューモデル「C-HR」。そのプロトタイプにクローズドコースで試乗。“攻め”のスタイリングと入念にチューニングされたシャシー&パワーユニットに、トヨタの意気込みを感じた。
ホームへ戻る