第9戦ヨーロッパGP決勝結果【F1 2010 速報】

2010.06.28 自動車ニュース

【F1 2010 速報】第9戦ヨーロッパGP、ベッテル6戦ぶりの勝利

F1世界選手権第9戦ヨーロッパGP決勝が、2010年6月27日、スペインのバレンシア市街地コース(5.419km)を57周して行われた。

多くのチームが大幅にマシンをアップデートしてきた今回、ここ2戦マクラーレンに押さえ込まれていたレッドブル・ルノーが息を吹き返した。セバスチャン・ベッテルが今年4度目のポールポジションから今季2勝目を飾り、4月の第3戦マレーシアGP以来遠ざかっていた表彰台の頂点にのぼった。
フロントローに並んだチームメイトのマーク・ウェバーは宙を舞う大クラッシュを起こしリタイア。バレンシア初のセーフティカーを呼び込んだ。

このセーフティカー導入時にタイム違反の疑いが浮上したドライバーが実に9人もおり、レース後の審議対象となっているため、その結果によっては順位が大きく変わる可能性がある(以下*は審議対象者。このうちニコ・ヒュルケンベルグは完走ならず)。

2位はマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン。自身初のハットトリックはならなかったが、セーフティカーを追い抜いてしまった違反で受けたドライブスルーペナルティを跳ね返し3戦連続ポディウムに立った。
3位はジェンソン・バトン(*)で、ドライバーズチャンピオンシップにおけるマクラーレン1-2は維持された。

前年のウィナー、ウィリアムズ・コスワースのルーベンス・バリケロ(*)4位、アップデートが効いたルノーのロバート・クビサ5位(*)、フォースインディア・メルセデスのエイドリアン・スーティル6位(*)、そして小林可夢偉のザウバー・フェラーリが7位で今季2度目のポイントを獲得した。小林はセーフティカーラン中にピットに入らなかったことで3位を走行、残り4周でピットストップを敢行し、最後の2周で2台を抜いて得たポジションだ。

トロロッソ・フェラーリのセバスチャン・ブエミ8位(*)、セーフティカーが悪く働いた地元のヒーロー、フェラーリのフェルナンド・アロンソ9位、小林の僚友ペドロ・デ・ラ・ロサ(*)が10位で最後の1点を手に入れた。

以下、11位ビタリー・ペトロフ(ルノー)(*)、12位ニコ・ロズベルグ(メルセデス)、13位ビタントニオ・リウッツィ(フォースインディア)(*)、14位フェリッペ・マッサ(フェラーリ)、15位ハイメ・アルグエルスアリ(トロロッソ)、16位ミハエル・シューマッハー(メルセデス)、17位ルーカス・ディ・グラッシ(バージン・コスワース)、18位ティモ・グロック(バージン)、19位カルン・チャンドック(HRTコスワース)、20位ブルーノ・セナ(HRT)、21位ヤルノ・トゥルーリ(ロータス・コスワース)が完走した。

ドライバーズチャンピオンシップでは、1位ハミルトン127点、2位バトン121点とトップ2は順位変わらず。ベッテルが115点で3位に浮上、今年初の無得点に終わったウェバーが103点で4位、アロンソ96点で5位、というトップ5だ。
コンストラクターズ選手権では、首位マクラーレン248点と、2位レッドブルに対し30点のギャップを築いた。3位フェラーリは163点、4位メルセデスは108点と、上位2チームとの点差が大きく開いている。


【追加更新】
レース後、セーフティカーラン中のスピード超過で審議対象となっていた9人のドライバーに「5秒加算」のペナルティが科された。
この結果、順位が以下のように変わったが、上位に変動がないなど影響の範囲は大きくなかった。アロンソは8位に上がり、デ・ラ・ロサにかわりロズベルグが10位入賞となった。最終的な順位は、以下のとおり。

1位ベッテル、2位ハミルトン、3位バトン、4位バリケロ、5位クビサ、6位スーティル、7位小林、8位アロンソ、9位ブエミ、10位ロズベルグ、11位マッサ、12位デ・ラ・ロサ、13位アルグエルスアリ、14位ペトロフ、15位シューマッハー、16位リウッツィ、17位ディ・グラッシ、18位チャンドック、19位グロック、20位セナ、21位トゥルーリ。

(文=bg)

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