【スペック】全長×全幅×全高=3995×1685×1475mm/ホイールベース=2470mm/重量=1100kg/駆動方式=FF/1.2リッター直4SOHC8バルブターボ(105ps/5000rpm、17.8kgm/1550-4100rpm)/価格=242.0万円(テスト車=同じ)

フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン(FF/7AT)【ブリーフテスト】

フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン(FF/7AT) 2010.06.17 試乗記 ……242.0万円
総合評価……★★★★

エンジン載せ替えで、パワーも燃費も向上したという「フォルクスワーゲン・ポロ」。1000kmオーバーの試乗を通して、クルマとしての出来栄えをチェックした。

期待どおりの名コンビ

5代目「ポロ」の日本上陸から7カ月が経った2010年5月、“本命”と目されてきた「ポロ1.2TSI」がついに登場した。小排気量の直噴ターボエンジン「1.2TSI」とマニュアル同等の高効率を誇る「DSG」の組み合わせが、精悍(せいかん)に変身した新型ポロをさらに男前にするのではないかと、期待を胸に待ちわびていた人は多いはずだ。

実際、「ポロ1.2TSI」は、そんな期待に応えるクルマだった。20.0km/リッターの低燃費を達成し、エコカー減税&補助金対象になったのも見事だが、ひとりのクルマ好きとしては、これまで以上に活発に生まれ変わった「ポロ」が、とても魅力的に思えた。

今回試乗したのは、装備充実の上級グレード「ポロTSIハイライン」だったが、エントリーグレードの「ポロTSIコンフォートライン」にも同じパワートレインが搭載されるようになり、より手頃な価格で、TSI+DSGの恩恵を享受できるのは見逃せない。個人的には、コストパフォーマンスに優れる「コンフォートライン」に強く引かれるが、スタイルにこだわり輸入車を選ぶ人なら、この「ハイライン」に抗しがたい魅力を覚えるだろう。

いずれにせよ、輸入コンパクトカー市場において「MINI」と人気を二分してきた「ポロ」が勢いづくのは確実で、さらに、「クロスポロ」「ポロGTI」などラインナップの拡大も予定していることから、輸入車オーナー予備軍にとってはますます目が離せない存在になりそうだ。

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