【スペック】全長×全幅×全高=4345×1900×1165mm/ホイールベース=2560mm/車重=1580kg/駆動方式=MR/5.2リッターV10DOHC40バルブ(550ps/8000rpm、55.0kgm/6500rpm)/価格=2745万2250円(テスト車=3146万1675円/ライトパッケージ=22万3125円/カーボンセラミックブレーキ=194万400円/カーボンインテリアパッケージII=115万7100円/トラベルパッケージ=8万850円/カーボンファイバーエンジンベイトリム=53万5500円/盗難防止システム=7万2450円))

ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2 バレンティーノ・バルボーニ(MR/6AT)【試乗記】

古き良きモノ 2010.06.14 試乗記 ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2 バレンティーノ・バルボーニ(MR/6AT)
……3146万1675円

スーパースポーツカー「ガヤルド」のスペシャルモデル「バレンティーノ・バルボーニ」に試乗! 久々の復活となった“後輪駆動ランボ”の走りをリポートする。

「原点回帰」のクルマ

「バレンティーノ」と聞いて多くの人がまず思い浮かべるのは、MotoGPライダーの「ロッシ」だろう。では「バルボーニ」とは何者か? 1967年にランボルギーニに入社し、73年からはテストドライバーとして同社スーパーカーの走りを磨き上げてきた、“猛牛屋のシェフ”といえる人物である。
2008年をもってランボルギーニを退職した彼の名が、翌年250台の限定生産モデルとして発表された「LP550-2」に冠された。しかしそれは、偉大なるシェフへのオマージュだけではないことが、実車に接して理解できた。

車名にある「-2」が示すとおり、このクルマは「ガヤルド」初の、後2輪駆動である。かつての「ミウラ」や「カウンタック」と同じだ。そしてバルボーニ氏は、これらの名車を肌で知る貴重な存在である。ボディを貫く幅広のホワイトストライプや、やはり白をアクセントとしたインテリアからは、70年代の香りが漂う。

4WDスポーツカーの2WD版というと、レースをにらんだ軽量硬派仕様というイメージが浮かぶ。「911ターボ」がベースの「GT2」が典型だ。しかしガヤルドにおけるその任は、最近発売された「LP570-4 スーパーレジェーラ」が受け持つ。

ではLP550-2 バレンティーノ・バルボーニの立ち位置は? 「原点回帰」という言葉がふさわしいだろう。アルミボディにV10直噴エンジンという最新ランボルギーニのテクノロジーを用いつつ、2WDとすることでミウラやカウンタックへのリスペクトを表現した。そのキャラクターを強調するために、名物シェフの名前を加えたのではないかと思う。

「ガヤルドLP550-2 バレンティーノ・バルボーニ」は、世界で250台のみが生産される限定モデル。
「ガヤルドLP550-2 バレンティーノ・バルボーニ」は、世界で250台のみが生産される限定モデル。

ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2 バレンティーノ・バルボーニ(MR/6AT)【試乗記】の画像

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