ルマン24時間、今年も序盤から大波乱【ルマン 2010】

2010.06.13 自動車ニュース
12時間経過時点まで磐石の走りを見せていた、No.2 プジョー908HDi-FAP。
ルマン24時間、序盤で注目の2台がリタイア【ルマン 2010】

【ルマン 2010】ルマン24時間、序盤で注目の2台がリタイア

2010年6月12日の午後3時に、第78回ルマン24時間耐久レースの決勝がスタートした。
開始早々、元F1ドライバーのナイジェル・マンセルがステアリングを握るNo.5 ビーチディーンマンセルにスローパンクチャーが発生し、そのままガードレールに突っ込みリタイア。レースは波乱含みの幕開けとなった。

逆転に成功した、No.9 アウディR15 TDI(写真手前)。19時間経過時点で、トップの座をキープする。
ルマン24時間、序盤で注目の2台がリタイア【ルマン 2010】

このアクシデントでセーフティカーが導入されたが、約30分後にはレース再開。しばらくはプジョー908HDi-FAPが上位を独占した状態のまま周回を重ねていたが、スタートから3時間も経たないうちに、ポールポジションからスタートした3号車にサスペンショントラブルが発生。リタイアを強いられた。

中間の12時間を過ぎた時点で、先頭は2号車のプジョー(196周)。一方ライバルのアウディ勢は9号車がトップ。3分14秒736の差で、そのすぐ後を追う展開となった。

しかし、そんな2号車のプジョーも、13日午前7時過ぎのピットイン直後、エンジントラブルに見舞われ、コース上で失火。9号車のアウディにトップの座を明け渡すこととなった。
予選ではチームのトップタイムをマークしていた9号車。そのまま順調に周回を重ね、19時間を経過した時点でもトップをキープしている(314周)。これに8号車のアウディが続き、プジョーのワークスマシンは“最後の砦”1号車が3番手に残留するのみ。逆転に望みをつなぐ。

なお、唯一の日本人チームとして参戦していたNo.69 JLOCは、ギアボックスのトラブルでリタイアとなった。


19時間経過時の総合トップ6

1.No.9 アウディR15 TDI(ロッケンフェラー/ベルンハルト/デュマ組)
2.No.8 アウディR15 TDI(フェスラー/ロッテラー/トレルイエ組)
3.No.1 プジョー908HDi-FAP(ヴルツ/ジェネ/デビッドソン組)
4.No.7 アウディR15 TDI(クリステンセン/カペロ/マクニッシュ組)
5.No.4 オレカマットムートプジョー(パニス/ラピエール/デュバル組)
6.No.009 ローラ アストン・マーティン(バラツィ/ハンコック/ターナー組)

(文=島村元子/text=Motoko Shimamura)

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