日産、新型車ジュークを6月に発売

2010.05.20 自動車ニュース

日産、新型車「ジューク」を6月に発売

日産自動車は、コンパクトクロスオーバー「JUKE(ジューク)」を、2010年6月に発売することをホームページ上などで明らかにし、日本仕様車の画像を公開した。

■直噴ターボ+新開発4WDシステムに注目

「ジューク」は、「ムラーノ」「キャシュカイ」に続く、日産クロスオーバーシリーズの末弟に位置づけられるコンパクトモデルだ。ボディの上半分をスポーツカーのようにスタイリッシュに、下半分をSUVのようにたくましくしたスタイリングは、兄貴分から受け継ぐ特徴。さらにヘッドライトをボンネットまで回り込ませたデザインは、「リーフ」にも通じる意匠で、日産のアイデンティティを表現したものとなっている。

ジュークは、北米では3月のニューヨークモーターショーで実車が公開され、搭載するメカニズムの概要もすでに明らかになっている。そのなかで注目したい技術は、上級モデルに搭載される1.6リッター直噴ターボエンジンと、トルクベクトル付きのオールモード4×4-iシステムだ。

1.6リッター直噴ターボエンジンは、最高出力180psを超えるというハイテクユニット。新開発の直噴システムやターボチャージャーが採用され、高出力化とともに低燃費化が追求されている。北米仕様は、この1.6リッター直噴ターボに、6段MTまたはCVTが組み合わされる。一方、欧州仕様では、1.6リッターガソリンのほか、1.5リッターディーゼルが採用されるなど、エンジンバリエーションは仕向地により異なる。ちなみに日本仕様と北米仕様は追浜工場で、欧州仕様は英国のサンダーランド工場で生産される。

オールモード4×4-iシステムに備わる「トルクベクトル」機構とは、左右輪の駆動力配分システムのこと。FFベースのオンデマンド型4WDシステムを採用するジュークの場合、前後100:0〜50:50までのトルク配分のほか、後輪の左右方向に対しても、50:0〜0:50の範囲内でトルク配分を行う。なお、これらのトルク配分は、各センサーがホイールの回転スピード、ステアリングアングル、アクセル開度、ヨーレートなどをモニタリングし、4WDコントローラーが適切なトルク配分を演算。アンダーステアやオーバーステアを防ぎ、回頭性を高めるシステムとなっている。

一方、インテリアも、ルックス同様、個性的なデザインとなる。センターコンソールは、シフトレバー周辺がバイクのタンクのように盛り上がったデザインとなっており、楽しい雰囲気が演出されている。センタークラスターには車両情報を表示するディスプレイが設けられ、ここでは空調や燃費といった車両・走行情報を表示するほか、ドライブモードを「ノーマル」「スポーツ」「エコ」の3種類に切り替えることができる。シーンにあわせて走りを楽しめるというのがそのセリングポイントだ。

「日産ジューク」公式サイト:
http://www2.nissan.co.jp/JUKE/NEW/

(webCG 曽宮)

「日産ジューク」
(写真はすべて北米仕様車)
「日産ジューク」(写真はすべて北米仕様車) 拡大

日産、新型車ジュークを6月に発売の画像 拡大

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