【スペック】ワゴンR FXリミテッド:全長×全幅×全高=3395×1475×1640mm/ホイールベース=2425mm/車重=790kg/駆動方式=FF/0.66リッター直3DOHC12バルブ(52ps/6000rpm、6.4kgm/4000rpm)/価格=124万9500円(テスト車=132万3000円/CDプレーヤー=2万1000円/ディスチャージヘッドランプ=5万2500円)

スズキ・ワゴンR FXリミテッド(FF/CVT)/ワゴンRスティングレー T(FF/CVT)【試乗記】

進化は止まらない 2012.10.01 試乗記 スズキ・ワゴンR FXリミテッド(FF/CVT)/ワゴンRスティングレー T(FF/CVT)
……132万3000円/158万250円

低燃費がウリの新型「ワゴンR」。5代目となったベストセラーはどのような進化を遂げたのか。

停まっている時の能力

クルマにとって大切なのは、もちろん走りだろう。でも、新しい「スズキ・ワゴンR」は、停まっている時に素晴らしい能力を見せる。進化したアイドリングストップシステムが、驚くべき性能なのだ。

もともと、アイドリングストップに関しては、日本の自動車メーカーは圧倒的なアドバンテージを持っている。最近では輸入車にも装備されているが、残念な出来であることが多い。エンジン停止、再始動のスムーズさでは、なべて日本車は高い水準を達成している。そしてワゴンRは、アイドリングストップの持続時間を大幅に延ばした。いったんエンジンが停止しても信号待ちの間に再始動してしまうのが普通だが、今回の試乗では一度もそんなことがなかった。

路肩に停車して、どのくらいアイドリングストップが続くか試してみた。時計の針が1周しても、エンジンはかからない。エアコンの吹き出し口からは、涼気が流れ続けている。再びエンジンに火が入ったのは、ちょうど2分を経過した時だった。これほどまでに長い停止時間は、ハイブリッド車でも経験した記憶がない。

走りだして100mほどすると、メーター内にアイドリングストップが可能になったことを示すアイコンが点灯した。すぐさままた停車して時計を眺める。条件が厳しいから、今度は長くは停止していないはずだ。それでも、エンジンが再始動するまでには1分10秒を要した。意地悪をしてみたつもりだったのに、見事な返り討ちだ。

先代よりホイールベースが25mm延長された新型「ワゴンR」。
先代よりホイールベースが25mm延長された新型「ワゴンR」。
ワゴンRのインストゥルメントパネル。「ワゴンRスティングレー」も含め全車がインパネシフト方式のCVTを採用する。
ワゴンRのインストゥルメントパネル。「ワゴンRスティングレー」も含め全車がインパネシフト方式のCVTを採用する。
メーター内のアイドリングストップランプ。システムが作動可能な状態になると点灯する。
メーター内のアイドリングストップランプ。システムが作動可能な状態になると点灯する。
ワゴンRの伝統ともいえる、さまざまにアレンジ可能な荷室。(写真をクリックするとシートアレンジの様子が見られます)
ワゴンRの伝統ともいえる、さまざまにアレンジ可能な荷室。(写真をクリックするとシートアレンジの様子が見られます)

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