【スペック】全長×全幅×全高=4900×1855×1500mm/ホイールベース=2875mm/車重=1980kg/駆動方式=FR/3リッターV6DOHC24バルブ・コモンレールディーゼルターボ(211ps/3400rpm、55.1kgm/1600-2400rpm)/価格=833.0万円(テスト車=934.0万円)

メルセデス・ベンツE350ブルーテック ステーションワゴン アバンギャルド(FR/7AT)【ブリーフテスト】

メルセデス・ベンツE350ブルーテック ステーションワゴン アバンギャルド(FR/7AT) 2010.05.18 試乗記 ……934.0万円
総合評価……★★★★

メルセデスのラインナップに加わった「ブルーテック」を名乗るディーゼルモデル。ディーゼルゆえの、気になる部分はあるのか? そして、気になる燃費は?

守りの堅い“鉄壁モデル”

ディーゼル車……と耳にして、いまだ「うるさく、遅く、振動が大きい」とイメージを持つ人は、日本では決して少なくないように思う。なんとなれば、かつてこの国に存在したディーゼル乗用車には、「まさにそのとおり」と前言を肯定しなければならない代物が少なくなかったからだ。軽油に対する課税額の低さをベースに、ガソリン車よりも燃料代が少ない事だけを生命線と考えたかつての日本のディーゼル乗用車は、たしかに動力性能にも快適性にも見るべきところのないモデルが多かった。加えて、排ガスがダーティとの説明が重なれば、その人気が衰退するのも自明であったわけだ。
一方で、だからこそそうしたイメージを抱いたままの人が、ひとたび触れてみれば仰天するに違いないというのが、この「メルセデス・ベンツE350ブルーテック ステーションワゴン」の実力だ。日常シーンでの加速の力強さは多くのガソリン車に後塵(こうじん)を浴びせるほどだし、ごく低いエンジン回転数でこなしてしまうクルージング時の静粛性も、今やガソリン車に全く遜色(そんしょく)のないもの。そんなパワーパックを、徹底してファンクショナルなパッケージングを持つボディと組み合わせたこのモデルは、だからある意味、世界のステーションワゴンの中にあっても“鉄壁モデル”の最右翼、と言えるものかもしれない。

 
メルセデス・ベンツE350ブルーテック ステーションワゴン アバンギャルド(FR/7AT)【ブリーフテスト】の画像
 
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