【スペック】1.6THP“200”:全長×全幅×全高=4287×1845×1359mm/ホイールベース=2612mm/車重=1366kg/駆動方式=FF/1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(200ps/5500-6800rpm、28.0kgm/1700-4500rpm)(欧州仕様車)

プジョーRCZ 1.6THP“200”(FF/6MT)/2.0HDi FAP“163”(FF/6MT)【海外試乗記】

理屈抜きにアガる 2010.05.12 試乗記 プジョーRCZ 1.6THP“200”(FF/6MT)/2.0HDi FAP“163”(FF/6MT)

日本上陸が間近に迫るプジョーのスポーツクーペ「RCZ」。その走りを試すべく、スペインでの国際試乗会に参加した。

コンセプトカーそのまま

初公開された2007年9月のフランクフルトモーターショーでの好反響から、すぐに市販化が決定となった「プジョーRCZ」が、いよいよ登場する。見ての通り、コンセプトカーほぼそのままの姿での市場投入だ。

実際、顔つきこそ「308」との親和性を感じさせるものの、その他はすべてが別物と言っていい。力強い4輪のフェンダーと対照的なスリークなキャビンは、古典的なクーペの文法とは反対にできる限り前に寄せられており、サイドウィンドウに沿って配されたアルミニウム製のアーチと相まって、プロポーションの斬新さを強くアピールしている。ルーフからリアウィンドウに連なるダブルバブルは、過去にモチーフを求めたものではなく、2009年のルマン24時間を制した「プジョー908HDi FAP」にならった造形だという。

専用のダッシュボードが与えられた前席は着座位置が下げられているため、この低いルーフでも窮屈さは無い。一方、やはり後席は完全なる“プラス2”。ムリヤリ乗り込むと、ガニ股にした足がなおもつっかえるし、頭も上に向けられない。普段は荷物置き場かチャイルドシート固定用と思っていた方がいいだろう。しかしながら荷室は広く、後席を生かした状態でも容量は321リッター(VDA法)、後席を倒せば最大639リッター(同)を確保できる。

シャシーは基本的に308と同じ形式ではあるが、重心高はハッチバックより30mm低く、トレッドも前44mm、後63mm拡大されている。パワートレインは今回、最高出力200psを発生する1.6リッター直噴ターボユニットと、163psの2リッター直噴ディーゼルターボ、いずれも6段MTとの組み合わせを試すことができた。

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