【スペック】全長×全幅×全高=4870×1850×1470mm/ホイールベース=2880mm/車重=1910kg/駆動方式=FR/3.6リッターV6DOHC24バルブ(311ps/6400rpm、38.1kgm/5200rpm)/価格=666万円(テスト車=691万2000円)
キャデラックCTSスポーツワゴン 3.6プレミアム(FR/6AT)
キャデラックCTSスポーツワゴン 3.6プレミアム(FR/6AT)【ブリーフテスト】
……691万2000円
総合評価……★★★★
「キャデラックCTS」に加わった、ワゴンモデルに試乗。「スポーツワゴン」を名乗る、その走りと使い勝手をリポートする。
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個性的なスタイリングが売り
アメリカでのステーションワゴンブームはとうの昔に終息を迎え、かつてそれを支持した人々の興味はSUVへとスイッチ−−そんな“定説”に基づいた認識をなまじ身に付けていただけに、「CTSにワゴンが登場」の報にはちょっと驚いた。
もっとも、思えば昨今のキャデラックブランドは以前とは異なって、米国内だけではなく、国外の市場も重要なターゲットとしていることが明らか。だからこそ、今このタイミングでワゴンを復活させたのだろう、と思いきや、どうやらその解釈も正しくないようだ。なぜならば、この「CTSスポーツワゴン」は「アメリカ国内こそを最大市場と見込んで開発されたモデル」と言うからだ。
そうはいっても、やはりステーションワゴンに対するアメリカの人々の興味は、基本的には今でもさほど強いとは言えないはず。それが証拠に、メルセデスはアメリカでは「Cクラス」や「Eクラス」のワゴンをリリースしていないし、スバルは、かの地での新型「レガシィ」を、セダンとアウトバックのみに限定している。そうした中でワゴンをリリースするにあたっては、当然強い独創性をベースとした魅力が要求されるはず。というわけで、”スポーツワゴン”をうたうこのモデルは、なるほど、その相当に個性的なスタイリングが、まずは売り物になっているのだ。
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