独BMW、「X5」のマイナーチェンジを発表

2010.04.27 自動車ニュース

独BMW、「X5」のマイナーチェンジを発表

独BMWは、プレミアムSUVの「X5」にマイナーチェンジを実施した。

■最新のパワートレインを搭載

BMWが「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼ぶXモデルの代表格「X5」が、本国でマイナーチェンジを受けた。おもな変更点としては、最新のパワートレインの採用とデザインのリニューアル、そして、各種アシスタンス機能の充実などが挙げられる。

新型X5のエクステリアは、イメージこそ旧型のそれをほぼ受け継いでいるが、フロント部ではバンパー両脇のエアインテークを大型化したり、フォグランプの位置を内側に寄せるなどして、より精悍な顔つきとなった。バンパーは、その大部分をボディ同色として、オンロード志向を強めた。一方、リアでは、バンパーに流行のディフューザー形状を採り入れて、スポーティ感を高めている。

エンジンのラインナップは一新され、ガソリンエンジンは、新型「5シリーズ」セダンに採用されている4.4リッターV8直噴ターボ(407ps/61.2kgm)と3リッター直6直噴ターボ(306ps/40.8kgm)が、それぞれX5の「xDrive50i」と「xDrive35i」に搭載される。組み合わされるトランスミッションは8段オートマチックで、EUモード燃費はxDrive50iが12.5リッター/100km(=8.0km/リッター)、xDrive35iが10.1リッター/100km(=9.9km/リッター)をマークする。

また、ディーゼルエンジンは、出力の異なるふたつの3リッター直6直噴ターボが用意され、「xDrive40d」にはハイパワー版(306ps/61.2kgm)が、また「xDrive30d」にはスタンダード版(245ps/55.1kgm)が搭載される。

エンジン同様、新型5シリーズセダンに搭載される各種アシスタンスシステムがオプションで用意されるのも新型X5の特徴だ。ストップ&ゴー機能付きアダプティブクルーズコントロールは、設定した速度で巡航するクルーズコントロールに、高速道路だけでなく速度の低い一般道でも前車との車間距離を保つ機能を加えたもので、前車が停車した場合にはそれにあわせてクルマを安全に停止させる。ルームミラーに内蔵されたカメラが車線逸脱を警告するレーン・デパーチャー・ウォーニングもX5としては新しい機能だ。

フルモデルチェンジを実施した「ポルシェ・カイエン」と「フォルクスワーゲン・トゥアレグ」を迎え撃つべく、最新技術を手にした新型X5。果たしてプレミアムSUVセグメントの勢力図はどう変わるのか、その行方に注目だ。

(文=生方聡)

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