【スペック】全長×全幅×全高=4645×1840×1669mm/ホイールベース=2755mm/車重(欧州参考値)=1845kg/駆動方式=4WD/3.5リッターV6DOHC24バルブ(306ps/6500rpm、37.7kgm/3500-5250rpm)/価格=599万円(テスト車=703万4000円)

メルセデス・ベンツGLK350 4MATIC ブルーエフィシェンシー(4WD/7AT)【試乗記】

濃さを増したメルセデスの味 2012.10.04 試乗記 メルセデス・ベンツGLK350 4MATIC ブルーエフィシェンシー(4WD/7AT)
……703万4000円

4年ぶりのマイナーチェンジで、内外装やエンジンに手が加えられた「メルセデス・ベンツGLKクラス」。進化のほどを、500kmのテストドライブでチェックした。

起死回生のテコ入れ

自動車業界で「ドイツ御三家」といえばアウディ、BMW、そしてメルセデス・ベンツのプレミアムブランドのことだ。
でも、すべてのクラスで互角の闘いを演じているわけではない。例えば頂点のLセグメントはメルセデス「Sクラス」の圧勝だ。かと思うと、逆にそのメルセデスが脇役となっている分野もある。DセグメントのSUVだ。

このクラスのパイオニアはBMWの「X3」で、2009年にメルセデス「GLK」とアウディ「Q5」が参入し、昨年はX3が第2世代に進化した。よって一番多く見かけるのはX3なのだが、東京に話を限ればQ5の数も負けてはいない。GLKだけが、ちょっと陰の薄い存在になりつつある。

理由はある程度想像できる。まずは左ハンドルのみだったこと。左ハンドルがステータスだった時代はとうの昔に終わっているし、本国仕様にこだわるユーザーが多い並行輸入車さえ、最近は右ハンドル志向が高まっているとその筋から聞いた。国産車からの乗り換えも多いこのクラスで、左しか選べないのは痛手だったはずだ。

しかも、唯一のグレードである「GLK300 4MATIC」の価格は675万円もした。同じ年に登場したQ5は、2リッター直列4気筒ターボエンジン搭載車なら569万円(翌年以降は574万円)だし、現行X3はGLKと同じ3リッターの6気筒を積むモデルが598万円だった。
もちろんメルセデスも企業努力はしていて、2011年末に装備を簡略化した「GLK300ライト」を599万円で登場させたのだが、今年に入るとX3の2リッター4気筒ターボ搭載モデルが541万円で登場。ダウンサイジング化の流れさえ生まれつつある。

2012年7月に発売されたマイナーチェンジ版GLKは、こうした劣勢をはね返すための、起死回生の一手かもしれない。その証拠に価格は599万円に抑えてある。では走りはどうなのか? そう思いつつ右側のドアを開けたら、そこに運転席はなかった。

登場から約4年を経て、マイナーチェンジが実施された「メルセデス・ベンツGLKクラス」。写真に見られるリアコンビランプのデザインも改められた。
登場から約4年を経て、マイナーチェンジが実施された「メルセデス・ベンツGLKクラス」。写真に見られるリアコンビランプのデザインも改められた。
今回のテスト車は、セットオプションの「AMGエクスクルーシブパッケージ」付き。そのメニューには、シルバーのメーターも含まれる。
今回のテスト車は、セットオプションの「AMGエクスクルーシブパッケージ」付き。そのメニューには、シルバーのメーターも含まれる。
 
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