【スペック】全長×全幅×全高=4615×1835×1405mm/ホイールベース=2640mm/車重=1730kg/駆動方式=FF/2.5リッター直5DOHC20バルブターボ(230ps/5000rpm、32.6kgm/1500-5000rpm)/価格=549.0万円(テスト車=589.0万円)

ボルボC70 T5 GT(FF/5AT)【ブリーフテスト】

ボルボC70 T5 GT(FF/5AT) 2010.04.19 試乗記 ……589.0万円
総合評価……★★★★★

大がかりなお化粧直しで見た目が変わった「ボルボC70」。その走りと乗り心地はどうなった? “ぜいたくオプション”装備モデルで試した。

一番多機能で有能なボルボ

「ボルボC70」は、何といっても、メタルトップのクーペボディがもたらす耐候性と、フルオープンで走る気持ち良さを使い分けできる点が便利だ。
布製トップのカブリオレは、雰囲気もあり優雅でもあるが、安心感や静粛性においてはメタルトップが勝る。多少複雑な開閉アクションも、すべてスイッチひとつでこなせるし、特別なメンテナンスはいらないようだから、マニュアルどおりに取り扱いを丁寧にしさえすれば、耐久性の心配はなさそうに思える。

4人がちゃんとオープンで乗れるクルマは、家族で乗っても友人達と乗っても、やはり2人乗りの場合と違って楽しい雰囲気に満ちている。距離的なものも含め、ガンガン走って酷使するにはセダンやワゴンの方が適するのは当然として、こうしてやんわりと雰囲気を楽しむのには、オープンカーやクーペのキャラクターこそ最適。その両方をそつなくこなす「C70」は、1台で何通りもの性格を使い分けられるという点で、一番多機能かつ有能なボルボ車ということもできるだろう。

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